ー最新の医療機能が充実する新病院へと生まれ変わったー 仙台徳洲会病院

全景:東面角入口
全景:南東面(手前駐車場側より)
青栁謙太郎部長

工事概要

熊谷組福井本店

工事場所 宮城県仙台市泉区高玉町9-8
発注者 医療法人徳洲会
設計監理 株式会社 伊藤喜三郎建築研究所
施  工 株式会社 熊谷組東北支店
構造·規模

敷地面積:35,055.42㎡
建築面積:8,134.34㎡
延床面積:34,441.94㎡
地上9階、地下なし 塔屋1階建て

実施工期 2020年4月1日~2022年2月28日
用  途 病院(347床)、介護老人保健施設(68床)、保育所

35年以上の歴史を誇る病院が、最新機能が充実する医療施設として生まれ変わる!

1986年の開院以来、宮城県仙台市において地域住民の健康と安全な暮らしに貢献してきた「仙台徳洲会病院」が、2022年(令和4年)4月に同区内の移転新築し、新しくオープンした。これまで同地域の中核をなす医療施設として長年多くの人びとに愛されてきたが、建物の老朽化や医療技術の目覚ましい進化への対応などから新病院の建設となった。

新病院は鉄筋コンクリート9階建て、延べ床面積は旧病院の約2倍以上になる。またコロナ禍を踏まえて感染症に特化した設備も完備。屋上には緊急時を想定したヘリポートも設置された。

設計・監理は伊藤喜三郎建築研究所が、施工は熊谷組が担当。当現場は働きがいがあり、生産性が高く、魅力ある“未来のげんば(未来の現場)”の実現を目指し、オリジナルの「STH(Sendai Tokushukai Hospital)Challenge48!」と称した「働き方改革」「生産性向上」「建設業の魅力発信」に注目した48のチャレンジにも取り組んだ。

今回、当現場の作業所長を務めた青栁謙太郎部長(現職)に当時の施工状況から「STH Challenge48!」の取り組みまでを聞いた。