熊谷組のESG・SDGs戦略

2017年より熊谷組はグループビジョンのもと、「ESGの視点を取り入れた経営の強化」に取り組んできました。2019年4月には「ESG取組方針」を策定し、当社グループが長期的に事業を展開する上での「重要課題」を抽出し、関連するSDGsの目標を明確にしました。2021年5月に策定した中期経営計画(2021〜2023年度)の中で長期構想を示したことを受けて、事業活動とSDGsの関連を整理し、ESG取組方針に則したSDGsの推進をおこなっています。

企業活動と社会情勢は相関しているため、熊谷組はSDGsに代表される社会課題の解決に貢献し、ステークホルダーからの信頼の獲得に努め、さらには企業価値の向上を目指しています。熊谷組では、幅広いステークホルダーに熊谷組のSDGsの取組みを「見える化」し社員の皆様には「自分ごと化」していただくための取組みを進めています。


ESG/SDGsマトリクス

熊谷組は、ESG/SDGsマトリクスを取りまとめ、2021年8月発行のコーポレートレポートで公開しました。
ESG/SDGsマトリクスは事業とSDGsを関連付けを行うものです。
 
縦軸にESGの重要課題・個別課題とそれに対する具体的な取組みを記載しています。横軸にはSDGsを配して、関連するところにマーキングしています。
私たちは、この表によって私たちの事業における強みや弱み、将来のビジネスチャンスの見極め、リスク管理のリストとして活用ができると考えています。

また、ステークホルダーに対しては、熊谷組の事業を把握したり、ステークホルダーとの信頼関係の強化、投資家に対しての訴求、他社との協業などに活用できます。