社会貢献活動

社会貢献活動に対する基本的な考え方

熊谷組は「難所難物があったら私にやらせてください」「世の中のためになる仕事をさせてください」という創業の精神を現在も引き継いでおり、当社の社会貢献活動に対する基本的な考え方としています。

地域に根差した事業活動を通して、社会課題の解決(社会価値)と事業収益の拡大(経済価値)の双方を追求し、社会から信頼され必要とされる企業をめざしています。

「熊谷組の社会貢献活動について」

熊谷組の社会貢献活動プラットフォーム 「熊谷組スマイルプロジェクト」

社員一人ひとりの活動に対して、より大きな社会貢献を生み出す仕組みとして2019年5月に始まったのが「熊谷組スマイルプロジェクト」です。
この仕組みは社員によるワーキンググループを組成し、制度の設計をしたものです。

熊谷組スマイルプロジェクトの概要

  • 社会貢献活動に参加した社員数に応じて、会社が社会貢献活動費を拠出するマッチングギフトを応用した仕組みです。
  • 1名の社員が社会貢献活動に参加すると、プラットフォームに1ポイント付与されます。
  • 1ポイントは1万円で計算されます。
  • ボランティアに参加した社員の延べ人数がポイントに加算されます。

見込まれる効果

  • 社会貢献を身近に各拠点の活動を可視化・一元化することで、社員が意欲的に社会貢献活動できる環境を醸成します。
  • 小さな力をより大きく社員一人ひとりの活動に対して、より大きな社会貢献活動につながる相乗効果。
  • 一人ひとりの力をチームの力に活力あふれる会社を目指し、社会に貢献します。社員が熊谷組の「いいところ」を知るきっかけにします。

熊谷組スマイルプロジェクト推進の仕組み

ハード面

  • ボランティア支援制度に関する取扱規程
    2008年に社内規定として制定しました。社内外のニーズに合わせて、柔軟に改定しています。
  • ボランティア休暇制度
    ボランティア休暇として1年に3日まで特別有給休暇を取得することができます。ボランティア休暇は半日での取得や時間単位での取得も可能としています。
  • ボランティア保険の負担
    社員がボランティアに参加する際にボランティア保険の加入を促し、費用を会社が負担しています。

ソフト面

  • サステナビリティ推進委員会での報告(年5~6回)
    経営会議体の一つであるサステナビリティ推進委員会にて活動報告を行い、支援先の団体等を決めています。
  • 本部・支店のスマイルプロジェクト担当者会議(年2~3回)
    本部と支店に担当者を任命し、活動の報告制の検討や情報共有を行っています。
  • 活動報告
    イントラネットにて活動を1件ごとに報告し、月間の報告も実施しています。
    また、年1回参加人数なども含めた全体のレポートを掲載しています。
延べ人数 主な取組み
2019年 1,509名
  • ポイントの使途として団体支援を決定、支援先を選定
  • 本部、支店の担当者を選任
2020年 1,307名
  • コロナ禍の対応として、新たにセルフウォークリレー、献血活動、備蓄品や食品の寄付など人との接触を最小限にした活動を実施
  • 福祉関連活動の参加者が増加
2021年 1,850名
  • ウクライナ支援
  • 新規支援先団体の検討
2022年 2,190名
  • コロナ禍の影響で中止となっていた活動が、感染対策を行いながら、徐々に再開
  • 「ボランティア保険」の加入手続きを済ませるシステムを構築
  • 新規支援先団体として日本障がい者サッカー連盟(JIFF)を選定
  • ウクライナ支援、トルコ・シリア大地震支援
2023年 1,875名
  • スマイルプロジェクトアンケートの実施など
  • 令和6年能登半島地震支援
2024年 2,312名
  • ポイントのカウント方法の変更と対象者の拡大
  • 社員からの活動報告方法を効率化

団体支援について

熊谷組はスマイルプロジェクトを通して、以下の団体支援を行っています。

NPO法人子育てひろば全国連絡協議会 認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ 公益財団法人日本対がん協会 リレー・フォー・ライフ・ジャパン 一般社団法人日本障がい者サッカー連盟

ご支援させていただく団体は主に以下の視点をもって選ばせていただいています。

  • 当社社員が参加できるボランティアメニューをご提供いただける団体
  • 全国で活動している団体

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