人権について
熊谷組は、「経営理念」に「企業市民としての自覚と責任を持ち、品位を重んじた行動により社会に評価される企業集団」を掲げ、真に存在意義を評価いただける企業を目指しています。また、「熊谷組行動指針」において、「人権の尊重と公平・平等」を宣言しています。
熊谷組グループは、すべての役職員がお互いの多様性を認め合い、事業に関わるすべての人の人権を尊重します。熊谷組グループは、人権方針に基づき、人権デューデリジェンスを実施します。企業活動による人権への負の影響を防止・軽減することを目的とし、リスクの特定や評価を行います。
人権デューデリジェンスは、「人権方針専門部会」という「サステナビリティ推進委員会」の下部組織により検討しています。
取り組み体制
取締役会
執行サイドより適宜報告を受け、取り組み状況を監督、必要に応じ指導。
経営会議
経営上の重要事項を審議。
サステナビリティ推進委員会
ESG・SDGsの視点から企業の長期的な成長や持続可能な社会の形成に資する施策全般を検討。
人権方針専門部会
人権方針の策定および推進
- 部会長
- 経営戦略本部長
- 部会員
- 人事部長、土木部長、建築部長、購買部長、協力会連携推進部長、国際管理部長、サステナビリティ推進部長、部会長指名者(グループ会社含む)
ハラスメントの防止
熊谷組グループでは全社員に向けてハラスメント防止に関するeラーニングを実施しています。1. パワーハラスメント 2. セクシュアルハラスメント 3. 妊娠・出産・育児休業・介護休業に関するハラスメント 4. ハラスメントの対処方法 5. 確認テストという内容で、99%以上の社員が受講しています。また管理職研修においてもハラスメントの防止を必須の項目と位置付けています。
救済へのアクセス
熊谷組では、全従業員やすべてのステークホルダーがいつでも相談・通報ができる窓口を社内外に複数設置しています。また、内部通報者に対する不利益措置の禁止をすると共に、匿名による通報を許容しています。
窓口一覧
名称 | 対象 |
---|---|
セクシュアルハラスメント相談窓口 | 全社員 |
パワーハラスメント相談窓口 | 全社員 |
LGBTQ等相談窓口 | 全社員 |
育休等支援相談窓口 | 全社員 |
介護相談窓口 | 全社員 |
労働相談窓口 | 全社員 |
健康に関する相談窓口 | 全社員 |
社内通報窓口 | 全社員 |
お問い合わせ | 熊谷組グループのステークホルダー |
人権に関する従業員への研修について
熊谷組では新入社員に対し、人権問題について研修を行っています。内容としては、1.なぜ企業が人権を大切にするのか 2.当社の人権に対する取り組み 3.様々な人権問題(女性、障がい者、同和問題、ハラスメント全般)について理解を深める機会としています。