• プレスリリース

爆薬の遠隔装填システムと他社保有技術の融合による装薬作業のさらなる遠隔化・機械化を実現

2024年12月02日

株式会社熊谷組(取締役社長:上田 真)と慶應義塾大学・株式会社大林組は、それぞれの保有技術である熊谷組「爆薬の遠隔装填システム※1」と慶應義塾大学・大林組の力触覚技術(リアルハプティクス®)を応用した「自動火薬装填システム※2」を融合し、このたび、大林組が施工中のトンネル現場において、坑外に設置したオペレータ室からの遠隔操作により、発破孔に装填パイプを挿入し、爆薬(親ダイ・増ダイ)および込め物を装填して発破することに成功しました。これにより、装薬作業の自動化に向けたより一層の発展が期待されます。

写真1 爆薬の遠隔装填システム(当社技術)
写真1 爆薬の遠隔装填システム(当社技術)
写真2 切⽻で作業する自動火薬装填システム
写真2 切⽻で作業する自動火薬装填システム
写真3 オペレータ室での操作状況
写真3 オペレータ室での操作状況



  1. 爆薬の遠隔装填システム
    山岳トンネル工事の発破掘削における装薬作業を切羽から離れて行うことにより、作業の安全性向上と効率化を実現したシステム
  2. 自動火薬装填システム

    大林組プレスリリース(2024年12月2日)
    「自動火薬装填システム」でトンネル切羽発破に成功

お問い合わせ先

本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社熊谷組
経営戦略本部 広報部
電話:03-3235-8155

技術に関するお問い合わせ先

株式会社熊谷組
土木事業本部 土木技術統括部トンネル技術部