会社名 株式会社熊谷組
英語表記 Kumagai Gumi Co.,Ltd.
本社 東京都新宿区津久戸町2番1号
登記上本店 福井県福井市中央2丁目6番8号
社長 上田 真
創業 1898年(明治31年)1月1日
設立 1938年(昭和13年)1月6日
資本金 301億円(2023年3月31日現在)
従業員数 2,635名(2023年3月31日現在)

事業紹介
Business model

熊谷組グループは建設バリューチェーンのすべてのフェーズにおいて、グループ8社の総合力を発揮しています。
経営の核である建設請負事業の強化を図り、さらなる成長領域として、建設周辺事業を加え、収益の多様化に取り組んでいます。

建設バリューチェーンと主な事業分野

建設請負事業

国内土木事業

生活に不可欠なインフラ建設を通じ、人々が安心して心豊かに暮らす場所をつくり、支え続けます。「インフラ大更新分野」では、老朽化が進む高速道路における橋梁床版取替工事の需要拡大が見込まれています。継手部材を用いてプレキャスト床版を接合する「コッター床版工法」や、道路を供用しながら主桁から床版を切り離す「切り方じょうず」工法などの普及に注力しています。「防災・減災、国土強靭化分野」では、「無人化施工技術」を高めるための研究開発を進めるほか、高機能遠隔操作室と建設機械をパッケージ商品化するなど新たなビジネスモデルの確立を目指しています。

注力分野
  • インフラ大更新分野
  • 再生可能エネルギー分野
  • 防災・減災、国土強靭化分野
  • 資源循環分野

国内建築事業

様々な用途や目的の建築物を提供する中で、使う人の気持ちを思いやり、暮らしの舞台をつくります。「中大規模木造建築分野」では、2021年3月に住友林業(株)と立ち上げた中大規模木造建築ブランド「with TREE」で取組みを推進しています。また、ニーズに応える技術の開発にも注力しており、オリジナル木材「断熱耐火λ-WOOD(ラムダウッド)」ですべての主要構造部(柱・梁・床・壁)で耐火認定を取得するなど、環境に配慮した建築への取組みを強化しています。

注力分野
  • 生産・商業・物流分野
  • 医療・福祉分野
  • 中大規模木造建築分野
  • 市街地再開発分野
  • 環境配慮リニューアル分野

海外建設事業

海外拠点における営業ネットワークの強化を図り、事業の拡大と安定した収益確保に努めています。「台湾における圧倒的な地位の確立」では、台湾現地法人の華熊營造(股)が「TAIPEI 101」や「陶朱隠園」などのランドマーク的な大型物件の施工によって高めたブランド力により、数多くの大型案件を受注し、飛躍的に業績を伸ばしています。

注力分野
  • アジア地域の都市インフラ整備分野
  • アジア地域に進出する日系企業の支援
  • 台湾における圧倒的な地位の確立

建設周辺事業

再生エネルギー事業

「住友林業(株)との協業を含む木質バイオマス発電事業」では、福島県飯舘村において木質バイオマス発電事業を計画しており、2024年の稼働開始を目指して準備を進めています。「風力・太陽光発電事業」では、当社初の売電事業となる静岡県浜松市での太陽光発電事業、ベトナムでの「Cat Hiepメガソーラー事業」が順調に稼働し、収益に貢献しているほか、国内外のセカンダリー案件への事業参画、事業継承についても検討しています。

注力分野
  • 住友林業(株)との協業を含む木質バイオマス発電事業
  • 風力・太陽光発電事業(海外含む)

不動産開発事業

「都市再生・まちづくり事業」では、飯田橋駅東口周辺の再開発事業において、東京都や新宿区の策定した都市計画・整備方針のもと、地権者として積極的に参画しています。「住友林業(株)との協業を含む不動産開発事業」では、住友林業(株)との協業によるインドネシアでの事業および米国での不動産開発私募ファンドへの参画など中長期的な収益拡大を目指しています。また、将来再開発区域となることが見込まれる国内の優良収益物件の購入、台湾での現地デベロッパーと連携した老朽化住宅の建替え提案活動なども進めています。

注力分野
  • 都市再生・まちづくり事業
  • 住友林業(株)との協業を含む不動産開発事業(海外含む)

インフラ運営事業

「PPP・コンセッション事業」では、引き続き当社が得意とする給食センターや庁舎、体育館などのPFI事業に参画することを目指していきます。また、香港では、受託済みのイースタン・ハーバー・クロッシング、テーツケントンネルの管理・運用・保守事業とあわせ、管理効率を考慮した受注活動を継続し、利益を確保していきます。

注力分野
  • 有料道路事業
  • PPP・コンセッション事業(海外含む)

技術商品販売事業

「バイオマス燃料開発・販売事業」では、清本鉄工(株)とともに、廃棄物のバーク材(木の皮)を原料とした高品質なバイオマス燃料「ブラックバークペレット」を開発しました。これによりカーボンニュートラルへの貢献を目指します。住友林業フォレストサービス(株)が調達を担う原料のバーク材は国産地域材を活用し、地産地消のエネルギー循環システムとして、2022年より生産設備の建設を開始しました。

注力分野
  • バイオマス燃料開発・販売事業
  • インフラリニューアル工法   開発・販売事業
  • 介護・福祉機器開発・販売事業
  • 建築仮設(鉄骨建方治具等)事業

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