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木造耐力壁の日本一を決める大会"カベワンGP2026"にて、熊谷組が総合優勝2連覇!

2026年11月05日

株式会社熊谷組(取締役社長 上田 真)は、10月24日・25日に埼玉県行田市のものつくり大学で開催された木造耐力壁の日本一を決める「カベワンGP2026」に出場し、「総合優勝」「耐震部門賞」「審査員特別賞・意匠(根市拓賞)」の3冠を獲得しました。これにより熊谷組は、昨年に続き2年連続の総合優勝を達成しました。

1. カベワンGPとは

「カベワンGP(壁-1グランプリ)」は、木造耐力壁の日本一を決める、年に一度のイベントです。木造耐力壁の耐震性・デザイン性・施工性・環境性などの総合的な性能を競い合います。毎年、専門学校・大学・ゼネコン・ハウスメーカー・プレカット会社など、様々なチームが参加しており、第9回大会となった今回は、シード枠および事前審査を突破した合計12チームが参加しました。

カベワンGPでは、「トーナメント優勝」と「総合優勝」の2つの大賞が用意されています。

「トーナメント優勝」は、トーナメント対戦を最後まで勝ち残った壁に与えられる賞です。2チームの壁を並べて設置し、両者を油圧ジャッキで繋いで綱引きの要領で引き合い、先に壁が破壊したほうが敗退となります。
「総合優勝」は、総合評点※(コストパフォーマンス性)が最も高い壁に与えられる賞です。総合評点とは、トーナメント対戦により得られた最大耐力点と耐震評点のほか、審査員採点によるデザイン評点の性能評点を、材料費・加工費・施工費・環境負荷費のコストで除すことで算出されます。

  • 総合評点=(最大耐力点+耐震評点+デザイン評点)÷(材料費+加工費+施工費+環境負荷費)
トーナメント対戦の様子(左側:熊谷組「シャー・ロック」)
トーナメント対戦の様子(左側:熊谷組「シャー・ロック」)
主催 壁-1グランプリ実行委員会
協賛 株式会社AQ Group、株式会社篠原商店、前田建設工業株式会社、株式会社熊谷組、シネジック株式会社、東京木場製材協同組合
協力 株式会社東京測器研究所、ものつくり大学

2. 「シャー・ロック」と2連覇を目指した熊谷組の挑戦

熊谷組は昨年の2025年大会で総合優勝を果たし、前回王者としての戦いとなりました。2026年大会では昨年から設計を一新し、「強さ」だけでなく「美しさ」を追求した耐力壁「シャー・ロック」を開発しました。
壁の中央に配置されたスギの菱形パネルが連続し、美しい「六角形」の模様を描き出しています。この六角形パネルは単なるデザインではなく、地震時などに壁に水平方向の力が加わった際、部材間のズレを抑える「シアキー」として機能します。木の「めり込み抵抗」を最大限に引き出すことで、高い耐力と優れた靭性(粘り強さ)を発揮します。

熊谷組の耐力壁「シャー・ロック」
熊谷組の耐力壁「シャー・ロック」

熊谷組の「シャー・ロック」は、トーナメント対戦においてはベスト8敗退となりましたが、構造や意匠性の高さに加え、施工や加工の手間、環境負荷を抑えた「総合的なコストパフォーマンス」が高く評価され、「総合優勝」を飾りました。さらに、耐力壁の地震時の粘り強さを示す「耐震部門賞」と、優れたデザインを称える「審査員特別賞・意匠(根市拓賞)」を受賞し、本大会で3冠を達成しました。「総合優勝」と「耐震部門賞」は2年連続の獲得となります。

部署を横断したプロジェクトメンバーで参加
部署を横断したプロジェクトメンバーで参加

熊谷組は、カベワンGPを通じて木造建築や構造技術に関する知見を高め、安全で魅力的な木造建築の実現のため取り組んでまいります。

本リリースについてのお問い合わせ先

株式会社熊谷組 経営戦略本部 広報部
広報グループ 電話:03-3235-8155