NEDO:浮体式洋上風力発電の導入促進に資する次世代技術の開発に共同採択「ダブルドーナツ・スパー型浮体式風力発電システムの研究開発」について
2024年09月13日
株式会社熊谷組
国立大学法人佐賀大学
国立大学法人横浜国立大学
株式会社長大
株式会社熊谷組、国立大学法人佐賀大学、国立大学法人横浜国立大学、株式会社長大の4者は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「浮体式洋上風力発電の導入促進に資する次世代技術の開発」において「ダブルドーナツ・スパー型浮体式風力発電システムの研究開発」を共同提案し、この度採択されました。
政府が推進するカーボンニュートラルの実現に向けて洋上風力発電は切り札と言われています。2050年までに国内再生可能エネルギー45GWを達成するためには、大水深に対応する浮体式洋上風力発電の導入が不可欠です。
この度、提案した、ダブルドーナツ・スパー型浮体式風力発電システムは、従来のスパー型のように高い安定性を担保しながら、基礎、風車組立ともに喫水の浅いところで製造し曳航することが可能な構造とすることで各種浮体形式の長所を取り入れ,短所を克服した構造を目指しています。
低コスト化を実現するために、調達が容易なコンクリートを主要材料とし、その他の材料も含め原材料は国内で生産可能なものを用います。そのため、コンクリート製浮体式基礎の大量生産,地産地消が可能となり,雇用増大を含めて地域経済活性化への貢献が見込めます。
ダブルドーナツ・スパー型浮体式風力発電システムの開発を通して、カーボンニュートラルの実現、経済発展に貢献してまいります。
概要
公募実施者 | 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
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事業名 | 浮体式洋上風力発電の導入促進に資する次世代技術の開発 |
開発テーマ | ダブルドーナツ・スパー型浮体式風力発電システムの研究開発 |
参画機関及び主な役割 |
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