- プレスリリース
「RE100」および「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」に加盟のお知らせ
2021年02月12日
株式会社熊谷組(取締役社長 櫻野 泰則)は、2021年2月1日、事業活動で使用する電力の100%再エネ化を目指す国際イニシアチブ「RE100」に加盟しました。また、全世界において2050年までに温室効果ガス排出量ゼロとする目標を支持し、持続可能な脱炭素社会の実現を目指す企業グループである「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」に賛助会員として加盟しましたことを報告します。
1. 「RE100」および「JCLP」とは
RE100は世界で影響力のある企業が事業で使用する電気を100%再生可能エネルギーとすることにコミットする企業協働イニシアチブです。企業が結集することで、政策立案者および投資家に対して、エネルギー移行を加速させるためのシグナルを送ることを意図しています。RE100にはフォーチュン・グローバル500企業を含む多様な分野から企業が参加し、その売上合計は4兆5000億米ドルを超えています。RE100はThe Climate GroupがCDPとのパートナーシップのもとで主催しWe Mean Businessの一部としても運営しています。日本ではJCLPがRE100の公式地域パートナーとして、日本企業の参加と活動を支援しています。
また、JCLPは脱炭素社会の実現には産業界が健全な危機感を持ち、積極的な行動を開始すべきであるという認識の下、2009年に日本独自の企業グループとして設立されました。幅広い業界から日本を代表する企業を含む169社が加盟(2020年2月現在)しています。加盟企業の売上合計は約126兆円、総電力消費量は約53Twh(海外を含む参考値・概算値)となっています。 脱炭素社会の実現に向け、横浜市との包括連携協定の締結や、国際非営利組織The Climate Groupのローカルパートナーとして RE100、EV100、EP100の普及窓口を務めるなど、自治体や海外機関との連携も進めています。
2. 「RE100」および「JCLP」加盟の背景
当社では2020年度はエコ・ファースト企業として約束した環境目標の節目の年度となります。今後の2050年に向けての環境目標の見直しをする中で、建設事業を行う企業としての社会的責任を担い、持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして、2050年までに事業運営を100%再生可能エネルギーで賄う目標を設定しました。 RE100およびJCLPへの加盟により、パリ協定と整合する脱炭素化社会の実現を後押しする意思と行動を社会に示します。
3. The Climate Group企業パートナーシップディレクター MikePeirce氏からのメッセージ
今回のRE100への参加、そして100%再エネ電力への移行によって、株式会社熊谷組は気候変動対策へのアクションを主導しています。企業のクリーン・エネルギーへの需要が高まっていることは素晴らしいことです。我々はさらに野心的な再エネ電力目標を設定する役割を政府に担ってもらう必要があります。政府のより野心的な目標設定により再エネ電力の供給が増え、さらに多くの会社が熊谷組の歩みに続いていくことになるでしょう。
4. 今後の展開
当社は2050年に向けた更なる環境目標を設定し公表するとともに、事業活動における脱炭素化の実践を通じて、持続可能な社会の実現に寄与して参ります。
お問い合わせ先
[本リリースについてのお問合せ先]
株式会社熊谷組 コーポレートコミュニケーション室
広報グループ 電話03-3235-8155
[RE100・JCLP加盟に関する問い合わせ先]
株式会社 熊谷組 安全品質環境本部
品質環境推進部 電話 03-3235-8616