「男性育児休暇取得者座談会」を開催しました

2020年10月20日

熊谷組は10月12日、当社としては初めての試みとなる「男性育児休業取得者座談会」を実施しました。

1.男性育児休業取得者座談会の目的

熊谷組では女性社員だけではなく、男性社員にも子育てしやすい環境づくりに取り組んでいます。2014年度2.3%(男性育休取得者1名)だった男性育児休暇取得率は2019年度には20.9%(男性育休取得者9名)に増加しています。
取得者からの意見を集約することで、さらなる育休取得促進と、また今後育児休業を取得する社員のフォローアップに活用していくことを目的に本座談会を実施しました。

2.座談会の概要

座談会は今年度育児休業を取得した男性社員の中から5名(施工部門2名、設計部門2名、管理部門1名)が参加しました。
育児休業取得のきっかけは、上司からの勧めや工事の完了に合わせたタイミングなど様々ですが、コロナ禍の影響を受け、保育園入所時期の延期によって育児休業を取得したケースや、立ち合い出産には2週間の自宅待機が必要となり出産前はテレワークで対応し出産後育児休暇を取得したケースなどがありました。
参加者は仕事の引継ぎ方、周囲の反応や金銭面についての不安、休暇中のエピソードなどを語りあいました。共通した意見として、柔軟に対応できる組織作りやマネジメントの重要性を課題としていました。また、家族の絆が強くなったことは参加者全員が感じており、育児休業取得後の仕事と家庭に対する意識が変化していました。

3.今後の取り組み

働き方改革やダイバーシティの取り組みの中で、男性の育児休暇取得を更に促進し、男性育休とテレワーク制度等を組み合わせた働き方も積極的に推進していきます。そして社員が仕事と家庭を両立し、より多様な働き方が可能な環境整備を進めていきます。