「熊谷組グループ コーポレートレポート2020」の発行について
2020年08月27日
株式会社熊谷組（取締役社長 櫻野 泰則）は、2020年8月、「熊谷組グループ コーポレートレポート 2020」を発行しました。
熊谷組グループのグループビジョンに沿った企業活動や財務情報、成長戦略をご理解いただくために制作しています。価値創造プロセスを掲載し、当社グループの収益構造の全体像と方向性を示しています。
当社グループは真に社会に貢献し、信頼される企業を目指し、これからも積極的な情報開示を行ってまいります。
１． 注目記事
① 社長インタビュー
社長の櫻野が今期最終年度となる中期経営計画の進捗と2019年度の事業活動の振り返り、今後の取り組みついて語っています。2019年度は4期連続の増収を達成しましたが、営業収益は減益となりました。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、建設業を取り巻く環境は大きく変わりましたが、新たな成長への歩みは着実に進んでいると述べています。
また、ESGの視点を取り込んだ経営にさらに力を注ぎ、社会のニーズに的確に応えていくことをお伝えしています。
② 社長×佐藤監査役対談
熊谷組は住友林業と2017年11月に業務・資本提携を結び、幅広い分野で協業プロジェクトを進めています。社長の櫻野と住友林業 代表取締役 執行役員副社長でもある佐藤監査役が、両社の協業の意義や成果、そして成長戦略について語り合いました。社長と住友林業副社長との対談はコーポレートレポートでは初の試みです。
③ 熊谷組の価値創造プロセス
熊谷組グループの事業の全体像を可視化しています。
熊谷組グループの事業はガバナンスによって支えられ、様々な経営資源により展開されています。事業活動のサイクルを通し、成長のスパイラルを実現し、未来を拓く新たな価値を創造することを示しています。
④ 社長×塚本弁護士対談
当社の取締役会の実効性を評価していただいている塚本英巨弁護士と社長の櫻野の対談を掲載しています。熊谷組では社外の専門家の意見を積極的に取り入れ、コーポレートガバナンスの充実を図っています。
⑤ 特集 「つくる現場力」／「支える現場力」
「独自の現場力」でお客様へしあわせ品質をお届けする事例として、土木／建築それぞれ１現場ずつ紹介しています。
「つくる現場力」の事例として、福井銀行本店建替えプロジェクトを取り上げました。
熊谷組の発祥の地である福井県福井市の中心部にあり、地域の皆様から親しまれている福井銀行本店の建て替えを行うものです。地産の素材や意匠を建物に具現化するため様々な工夫を凝らしました。熊谷組の取組む誠実なものづくりを紹介しています。
「支える現場力」の事例では、新得発電所新設工事のうち土木本工事を取り上げています。
純国産の再生可能エネルギーとして、水力発電所の価値が再認識されています。熊谷組が進める北海道電力の新得発電所プロジェクトは将来のエネルギーをめぐる社会課題の解決に貢献するプロジェクトです。
２．全体構成と概要
熊谷組グループ コーポレートレポート2020に掲載している主な内容を紹介します。
① 表紙
表紙は新宿区津久戸小学校（本社に隣接）の児童（４年生）が環境をテーマに描いた作品と「〈ふるさとの田んぼと水〉子ども絵画展2019」で当社企業賞を受賞した「田んぼでザリガニを見つけたよ」を掲載しています。
② 会社紹介
熊谷組グループの沿革や事業紹介、グループ会社の紹介、価値創造プロセスを掲載しています。
③ 成長戦略
社長インタビュー、役員対談、熊谷組グループのESG戦略、事業報告などを掲載しています。
④「高める―技術力を高め、人間力を活かす」
技術開発体制や技術の紹介、人材育成や雇用の現状を報告しています。
⑤「つくる―独自の現場力でしあわせ品質を届ける」
建築現場の取材記事を掲載しています。安全衛生、品質保証、環境保全関連の情報を掲載しています。
⑥「支える―お客様とともに歩み続ける」
土木現場の取材記事を掲載しています。ステークホルダーとの関わりを掲載しています。
⑦ ガバナンス
役員紹介、コーポレートガバナンス、コーポレートガバナンス、リスクマネジメント、ガバナンス対談を掲載しています。
⑧ 財務情報
財務・経営成績の分析、10年間の主要財務データの推移を掲載しています。
冊子の送付をご希望の場合には、（有）インフォワードの運営する「エコほっとライン」にてお申し込みください。
エコほっとライン資料請求：https://www.ecohotline.com/
熊谷組グループ コーポレートレポートに関するお問合せ
株式会社 熊谷組
コーポレートコミュニケーション室
サステナビリティ推進グループ
電話 03-3235-8114