微生物を利用したCO2変換技術
closeカーボンニュートラルの実現には徹底的なCO2排出量削減に加えて,カーボンネガティブとなるCO2有効利用(CCU)技術が必要です。CO2を資源として有効利用するCCU技術の実用がカーボンニュートラル実現のカギを握っています。熊谷組では,CO2を炭素源として利用する鉄酸化細菌(Acidithiobacillus ferrooxidans)を用いて,CO2を原料に基礎化学品であるエチレンを微生物電気化学的に生産する技術を開発しました。今後さらに精力的に研究開発を推進し,カーボンネガティブあるいはカーボンリサイクル技術として実用化し社会実装を目指していきます。