「熊谷組グループ コーポレートレポート2019」の発行について

2019年08月29日

株式会社熊谷組(取締役社長 櫻野 泰則)は、2019年8月、「熊谷組グループ コーポレートレポート 2019」を発行しました。 
熊谷組グループの技術や人材、現場における取組みをグループビジョンに沿って紹介するとともに、成長戦略として中期経営計画の進捗状況を掲載し、グループとしての収益構造の全体像と方向性を示しています。
真に社会に貢献し、信頼される企業を目指し、より積極的な情報開示を行うことを目的に作成しています。

1. 注目記事

① 社長インタビュー

社長の櫻野が今年度2年目となる中期経営計画の進捗と2019年度の取り組みと課題について語っています。2018年度は前期比で増収・営業増益を達成し、中期経営計画一年目として順調なスタートを切ることができたと述べています。一方で営業利益水準を高めるための施策面や安全面での課題に取り組むことを宣言しています。

また、今期新たに策定した「ESG取組方針」について解説しています。この方針は、あらためてESGに対する熊谷組の姿勢や取り組みを社会に明確に伝えるものと位置付けています。

② 熊谷組の価値創造プロセス

熊谷組グループの収益構造の全体像を示しています。
熊谷組グループの事業は適切なガバナンスによって支えられ、様々な経営資源により展開されています。熊谷組グループは、事業を通して社会課題の解決に貢献し、ステークホルダーに価値を提供し、継続的に成長します。さらに財務分析、連結財務諸表を掲載し統合的にレポートしています。

③ 特集 「つくる現場力」/「支える現場力」

「独自の現場力」でお客様へしあわせ品質をお届けする事例として、土木/建築それぞれ1現場ずつ紹介しています。

「つくる現場力」の事例として、Dタワー豊洲新築工事を取り上げました。
このプロジェクトは世界でも類を見ない大規模な低酸素環境下のトレーニング施設とホテル商業施設という3つを融合させたプロジェクトです。熊谷組の取組む誠実なものづくりを紹介しています。

「支える現場力」の事例では、中国自動車道北房IC~大佐スマートIC間土木更新工事を取り上げています。高速道路で初の試みとなる異業種JVによる大規模な更新・修繕プロジェクトを紹介しています。社会インフラの老朽化は社会問題となっています。熊谷組では社会のニーズに応えていきます。

2.全体構成と概要

コーポレートレポート2019に掲載している主な内容を紹介します。

① 表紙
表紙は新宿区津久戸小学校(本社に隣接)児童(4年生)が環境をテーマに描いた作品と「〈ふるさとの田んぼと水〉子ども絵画展2018」で当社企業賞を受賞した「きれいなお水で育ったトマト」を掲載しています。
熊谷組は次世代を担うこどもたちの自然や環境を大切にする心を育む機会を応援しています。熊谷組では本社に隣接する津久戸小学校と環境学習、地域の清掃活動などを行っています。

 

② 熊谷組グループの価値創造プロセス
熊谷組グループの収益構造と方向性を図示しています。
熊谷組グループの事業は適切なガバナンスによって支えられ、様々な経営資源により展開されています。熊谷組グループは、事業を通して社会課題の解決に貢献し、ステークホルダーに価値を提供し、継続的に成長します。

 

③ 社長インタビュー
・中期経営計画1年目の成果および市場環境
  建設工事請負事業の維持・拡大
  新たな事業の創出
  他社との戦略的連携
・2019年度に向けた取り組みと課題
・ESG取組方針について
・資本政策
・理想の企業像
熊谷組グループは連結売上高4600億円、連結営業利益330億円、ROE12%、配当性向30%という高い目標に向かって挑戦し続けます。
櫻野社長がさらなる成長をステークホルダーに向けて宣言しています。

 

④ 「高める―技術力を高め、人間力を活かす」
・技術開発体制、社会価値を創出する技術の紹介
・人材育成、雇用の現状
当社グループの価値創造の源泉となる技術開発体制・人事制度について掲載しています。持続可能な社会の形成に貢献する技術の開発や、グループビジョンを実現する人材の育成、より良い職場環境への取組みについて掲載しています。

 

⑤ 「つくる―独自の現場力でしあわせ品質を届ける」
・【特集】世界でも類を見ない複合施設の建設―Dタワー豊洲
・安全・品質・環境№1を目指して
 大規模な低酸素環境下トレーニング施設とホテル、商業施設という3つを融合させた「Dタワー豊洲」を特集し、熊谷組独自の現場力を紹介しています。
建造物の外形的・機能的な品質はもちろんのこと、そこに集う人が満足し続けられる「しあわせ品質」をお届けするために、安全・品質・環境No.1を目指して、ものづくりに取り組みます。また、品質・環境の取り組みは昨年よりページ数を増やして紹介しています。

  

⑥ 支える―お客様とともに歩み続ける」
・【特集】社会や地域の生活を支える高速道路のリニューアル工事
・ステークホルダーとの関わり、社会からの評価
中国自動車道北房IC~大佐スマートIC土木更新工事を取り上げています。高速道路では初となる異業種JVによる大規模な更新・修繕工事を紹介しています。
完成後も運営、維持管理、修繕、再生まで一貫して携わり、新しい物語が生まれ続ける暮らしの舞台を、時代や世代をこえて支え続けていきます。

 

⑦ ガバナンス
・役員紹介
・コーポレートガバナンス
・リスクマネジメント
・社外取締役対談
お客様に信頼されるためコーポレートガバナンスを強化し、リスクマネジメントの徹底に取り組んでいます。コーポレートガバナンス、リスクマネジメントについては昨年よりページを増やして紹介しています。

  

⑧ グループパワー
グループ会社の社長にご登場いただき、会社の紹介と今後のビジネスについてコメントいただいています。
熊谷組グループは協業による相乗効果を創出、唯一無二の「建設サービス業」を目指します。

  

⑨ 土木事業・建築事業・海外事業/その他の事業
事業別に2018年度の振り返りと今後の取り組みについて紹介しています。

  

⑩ 会社概要
・財務、経営成績の分析
・連結財務諸表
・会社情報
・株式情報
・組織図

冊子の送付をご希望の場合には、(有)インフォワードの運営する「エコほっとライン」にてお申し込みください。
エコほっとライン資料請求:https://www.ecohotline.com/




[本リリースについてのお問い合わせ先]
株式会社熊谷組 コーポレートコミュニケーション室 広報グループ
電話03-3235-8155