仕事と育児の両立を会社・個人の両面から支援 「両立支援セミナー」を開催

2017年06月06日

 6月6日、当社は、育児中の社員がその能力を最大限に発揮し活躍できる職場環境を目指し、本人とその上司や周囲の社員が相互に理解し合うための意識改革を目的として「両立支援セミナー」を開催しました。当日は熊谷組とグループ会社の育児中の社員とその上司など、あわせて約100名が参加しました。

育児短時間勤務者、産休前勤務者、復職1年以内勤務者が対象の 第一部「キャリアと育児の両立支援セミナー」

 当社では、樋口が社長に就任して以来、一貫して “全員参加の経営”をスローガンに掲げ、その実現のためにはダイバーシティが必須であると認識し、熊谷組グループ全体でこれに取り組んでいます。そして当社では、行動計画を策定して実施するとともに、厚生労働省のポジティブ・アクションにおける推進宣言やハンドブック・広報誌の制作など、ダイバーシティ・女性活躍推進に関する情報発信を積極的に実施しています。
 今回のセミナーは、こうした情報発信や社内制度の整備に加え、これを効果的に機能させていくためのステップとして、子育てや介護などさまざまな事情を持つ社員と、その周囲の社員が相互に理解し合うための意識改革を目的として実施したもので、熊谷組グループの育児中の社員とその上司などを対象に開催しました。

第二部 育児短時間勤務者、産休前勤務者、復職1年以内の勤務者を部下に持つ管理職研修

 第一部では育児短時間勤務者、産休前勤務者、復職1年以内勤務者を対象に、当社の方針や新制度の説明、社外講師による「仕事と育児を両立するための心構えについて」の講話、パネルディスカッションやグループディスカッションが行われました。
 第二部では、第一部に参加した社員を部下に持つ管理職を対象に、社外講師による「時短勤務者に力を発揮させるポイント」などの講話やロールプレイ、グループディスカッションが行われました。
ロールプレイでは、復職後の部下から相談された設定で、参加者が上司役と部下役を演じ、上司としての部下への対応を疑似体験し、参加者同士で採点し合いました。

 今後も、社員が働く上で子育てや介護などのハンディキャップがあっても、それを上司や周囲の社員が理解し、一人ひとりの社員が能力を発揮して活躍できる職場づくりを目指し、今後もさまざまな企画や支援に取り組んでまいります。

【プログラム】
  第一部:キャリアと育児の両立支援セミナー
       (育児短時間勤務者、産休前勤務者、復職1年以内の勤務者が対象)
      ・当社の女性活躍推進等の方針、新制度の説明 
      ・講話: 『仕事と育児を両立するための心構えについて』育休後コンサルタント 山口 理栄 氏
      ・パネルディスカッション
      ・グループディスカッション

  第二部:育児短時間勤務者、産休前勤務者、復職1年以内の勤務者を部下に持つ管理職研修
       (第一部に参加した社員を部下に持つ管理職が対象)
      ・当社の女性活躍推進等の方針、制度の説明
      ・講話:時短勤務者に力を発揮させるポイント 他 育休後コンサルタント 山口 理栄 氏
      ・ロールプレイ、発表
      ・グループディスカッション