施工プロセスをお客様や地域の皆様に積極的に公開します

熊谷組では、発注者様だけでなく、地域の皆様やエンドユーザーの方々に工事現場を積極的に公開してご覧いただいています。この活動を熊谷組は、土木工事では「Voice of GEOMARK(ボイス オブ ジオマーク)」、建築工事では「K-TOPS(ケートップス)」と呼び、それぞれ特徴のある現場公開を行っています。

Voice of GEOMARK

Voice of GEOMARKは、これまで高い塀で囲まれてきた工事現場の中を、広く一般の方々に開放しようという土木事業活動で、1997年度からはじまりました。毎年、全国の多くの工事現場で見学会を実施しています。現場見学では、一般の方々に公共事業の大切さをわかりやすくご説明するよう心掛けています。

※「ジオマーク」は地球を示す接頭語“geo(ジオ)”に、目印を示す“mark(マーク)”を加えた造語で、巨大な土木構造物をイメージして作られました。

東九州道 古江トンネル(宮崎県延岡市)での現場見学会

東九州道の事業全般と当工事や現場の状況について説明しました。(事務所内の様子)
施工中のトンネルの様子を見て もらいました。普段見るトンネルと大きく異なる光景に驚いている様子でした
見学者全員で記念撮影

K-TOPS

熊谷組の建築作業所では、工事中でなければ確認いただけない施工途中のプロセスを、お客様や関係者の皆様に公開して直接見ていただく“K-TOPS(Kumagai Total Open Process System)”を推進しています。また“K-TOPS”では、お客様だけでなく、教育施設であれば教師や学生、医療施設では医師や看護師、共同住宅ではエンドユーザーの方々など、完成後の建物を利用される皆様をはじめ、地域の皆様も対象とした現場見学会や説明会を積極的に開催しています。

現場見学会と地域コミュニケーション

地元の大学生に病院改築工事の現場を見学してもらいました。見学では、躯体工事、鉄筋型枠組立、コンクリート打設工事やタワークレーン等の仮設工事を見てもらいました。
分譲マンションの新築工事では、地元の大学生に工事現場を見学してもらいました。学生達は、実際の建物のできて行く過程を興味深く見学していました。
工事現場では、「品質」・「安全」・「環境」全てのプロセスについて優れた[良い建物]を目指しています。その一環として、福祉施設新築工事では、発注者・作業員・当社職員が心を一つに、地元の秋の風物詩「芋煮会」を開催しました。
駅前再開発新築現場では、工事用仮囲に地元の児童・生徒の描いた絵を壁画として展示しました。この絵の展示を通じて、絵を描いていただいた方やその家族、地域住民が工事現場を明るく楽しい場所に思えるよう、そして建設事業を身近に感じてもらえるよう努めています。