香港から始まった熊谷組の海外事業は、台湾や東南アジアを中心に北米や豪州、欧州など世界中に広がりました。また、国内でも日本を代表する数々の大型プロジェクトに参画。1985年には熊谷組の受注額は1兆円を超え、この年の経常利益は326億円、建設業界1位となりました。
しかし1990年代後半になると、熊谷組にもバブル経済崩壊の影響が徐々に現れ始めました。

1981(昭和56年)

9月
国内最大級都市開発事業「ニューシティ東戸塚開発事業」を開始
12月
国内初のNATM採用、上越新幹線中山トンネル竣工

1985(昭和60年)

3月
世界最長(当時)の海底トンネル青函トンネル貫通

1988(昭和63年)

3月
筑波技術研究所開所
4月
本州四国連絡橋・瀬戸大橋全線開通
10月
国内初の横2連型MF型シールド工法採用の京葉都心線京橋トンネル貫通

1989(平成元年)

9月
日本の建設会社が手がけた香港初のBOT事業 香港東部海底トンネル(EHC)竣工

1990(平成2年)

5月
中国銀行香港支店ビル竣工

1991(平成3年)

3月
バスケットボール部第24回日本リーグ初優勝
(第26回日本リーグでも優勝)
6月
国内最大規模のロックフィルダム、奈良俣ダム竣工

1992(平成4年)

1月
バスケットボール部第67回全日本総合選手権で初優勝

1993(平成5年)

3月
国内一の超高層ホテル(当時)幕張プリンスホテル(現・アパホテル&リゾート東京ベイ幕張)竣工
10月
経営理念制定

1997(平成9年)

4月
東京湾横断道路川崎トンネル浮島北貫通
11月
松本良夫が社長に就任

1998(平成10年)

1月
創業100周年を迎える

2000(平成12年)

12月
鳥飼一俊が社長に就任
12月
世界初の横三連型MFシールド工法採用、都営地下鉄大江戸線飯田橋駅竣工