私たちの日々の生活や経済活動は、様々な社会基盤の上に成り立っています。道路、鉄道、航空船舶、電気、ガス、水道、電信電話、インターネットなどのインフラ設備です。これらのインフラが当たり前に存在していて、初めて便利で快適な生活が過せるのです。社会基盤は公共施設や構造物によって形作られており、熊谷組はこれまで数多く手がけてきました。完成すれば当たり前になって意識されない仕事かもしれませんが、公共性と責任の重さを強く受け止めて、全ての力を注ぎ込みます。

貫く
「大地を”貫く”トンネル施工技術」。自然と格闘する技術のようですが、従来の開削方式をトンネル化することで、植物や希少猛禽類等への影響を低減させています。生活を便利にしながら自然環境との調和を図る。トンネル施工は熊谷組の代名詞ともいえる得意分野です。
貯める
人類発展の歴史は、治水・利水の歴史でもあります。水は貯めることができて、初めて資源として活用できるようになりました。流れを堰き止めて水を貯める、ダム施工技術です。
架ける
日本は大小6853の島から構成されていて、国土の2/3は山地です。島の間を海が隔て、谷や川が人の往来を阻みます。人々の想いを向こう側へ繋ぐ ”橋梁技術” も熊谷組の得意技術のひとつです。
固める
建設構造物を形作る材料の代表各はコンクリートです。自由な形にできる、燃え難い、耐久性がある、圧縮強度があるなど多くの利点があり、この固める技術の発展が大型構造物の施工を可能にしました。見た目は同じですが、条件に応じた調合や打設に工夫を要する繊細なものです。