• プレスリリース

熊谷組、筑波大学との生成AI共同研究成果発表会を開催

2025年04月07日

株式会社熊谷組(代表取締役社長:上田 真)は、筑波大学との共同研究に基づき、2024年7月から12月にかけて実施した生成AIサービス利活用に関する研究の成果発表会を、2025年2月18日に開催いたしました。

本研究では、一般的な事例にとどまらず、建設業、そして熊谷組独自の業務に特化した生成AIのユースケース集を作成し、その成果を発表することで、経営陣を含む全社員に生成AIの有用性を理解してもらい、積極的な活用を促進することを目的としています。

今回社内に公開された「Kumagai Chat AI ユースケース集」は、建設会社の目線で作成された実践的な事例集です。実際の業務に直結するプロンプト例が豊富に盛り込まれており、業務効率化や品質向上に役立つ具体的な活用方法を学ぶことができます。

発表会には、筑波大学の教授陣を迎え、当社からは上田真社長をはじめ、役員、各本部長、各支店長が参加しました。参加した筑波大学 システム情報系 山本亨輔 准教授からは、生成AIがビジネスに与える可能性や今後の展望についての専門的な見地からの説明があり、質疑応答では、参加者から活発な意見や質問が寄せられました。最後に、熊谷組の岡市光司副社長が「業務の効率化により生まれた時間を新たな挑戦に活かす必要がある」と総括し、本発表会を通じて生成AIの可能性を経営陣と共有する貴重な機会となりました。

当社は今後、社員およびグループ会社社員に向け生成AIに関する知識と活用スキルを習得する研修プログラムを実施していきます。部門別のプロンプトを開発し業務効率化を支援し、また、社内の既存データベースと生成AIを連携させ、より高度な情報活用を実現していきます。

発表会の様子
投影資料

お問い合わせ先

経営戦略本部 DX推進部 DX推進グループ
担当:高岡、南
連絡先:kg10000165@ku.kumagaigumi.co.jp