「熊谷組グループ コーポレートレポート2018」の発行について

2018年09月06日

株式会社熊谷組(取締役社長 櫻野 泰則)は、平成30年8月、「熊谷組グループ コーポレートレポート 2018」を発行しました。 
 熊谷組グループの技術や人材、現場力をグループビジョンに沿って紹介するとともに、成長戦略として中期経営計画や事業別戦略を掲載し、グループとしての収益構造の全体像と方向性を示しています。 真に社会に貢献し、信頼される企業を目指し、より積極的な情報開示を行うことを目的に作成しています。

1.注目記事

1)熊谷組の120年
 熊谷組は2018年、創業120周年を迎えました。当社グループの基本理念や指針とともに時代を切り開いた価値創造の軌跡を紹介しています。
 さらに熊谷組グループの価値創造プロセスを図で示しています。
 100年を超える歴史の中で培ってきた技術力と豊かな人間力をかけ合せて高めた独自の現場力で、これからも社会に必要とされる企業を目指し、お客様とともに歩み続けます。

2)トップコミットメント
 今期社長に就任した櫻野が就任の抱負を語っています。熊谷組グループの先頭に立ち、力強く活力にあふれ、成長エネルギーに満ちた企業グループづくりを推し進め、社会に真に貢献するものづくりに邁進することを宣言しています。
 また、今後の建設市場の変化に対応し、成長を続けていくために新たな事業の創出や他社との戦略的な連携が欠かせないと述べています。今期を初年度とした「熊谷組グループ中期経営計画(2018~2020年度)成長への挑戦」で着実な成果を上げていくことが重要としています。

3)特集 「つくる現場力」/「支える現場力」 
 「独自の現場力」でお客様へしあわせ品質をお届けする事例として、土木/建築それぞれ1現場ずつ紹介しています。
 「つくる現場力」の事例として、仙台医療センター建替等整備工事を取り上げ、広域防災の拠点であり将来の医療技術の進化も見越した病院建設の実現に確かなものづくりで携わっていることを紹介しています。
 「支える現場力」の事例では、九州電力西郷発電所ダム通砂対策工事を取り上げています。総合土砂管理という先進的な取り組みにおいて、中核的な役割を担う西郷ダムの通砂運用を可能にする大規模改修工事を紹介しています。

2.全体構成と概要

1)表紙
 表紙は新宿区津久戸小学校(本社に隣接)児童(4年生)が環境をテーマに描いた作品と、「〈ふるさとの田んぼと水〉子ども絵画展2017」で当社企業賞を受賞した「キャベツの収穫」を掲載しています。
 熊谷組は次世代を担うこどもたちの自然や環境を大切にする心を育む機会を応援しており、本社に隣接する津久戸小学校と環境学習、地域の清掃活動などを行っています。

2)熊谷組の120年
 熊谷組は2018年、創業120年を迎えました。  
 熊谷組の沿革の中で社会的なインパクトがあり、時代を新たに切り開いた価値創造の軌跡を紹介しています。

3)熊谷組グループの価値創造プロセス
 熊谷組グループの収益構造と方向性を図示しています。熊谷組グループの事業は様々な資本(グループビジョンで表現)を投入し、社会課題の解決に貢献しつつ、ステークホルダーに価値を提供し、持続的な成長をしていくことを図で示しています。その事業活動はガバナンスによって支えられています。

4)成長戦略
 中期経営計画(2018~2020年度)成長への挑戦  
 2017年11月に定めた中長期経営方針に基づき、建設請負事業の維持・拡大、新たな事業の創出、他社との戦略的連携を戦略の柱とする「中期経営計画2018~2020年度成長への挑戦」を策定しました。連結売上高4600億円、連結営業利益330億円、ROE12%、配当性向30%という高い目標に向かって挑戦し続けます。
 トップコミットメント:取締役社長 櫻野泰則
 今期社長に就任した櫻野が以下のテーマについて述べ、ステークホルダーに向け、さらなる成長を宣言しています。
・社長就任にあたっての抱負
・経営環境について
・中期経営計画での重点的な取り組み
・住友林業との協業について
・ESG経営について  
 グループパワー  
 熊谷組グループ8社を紹介しています。    
 事業別戦略(土木事業・建築事業・海外/その他の事業)  
 事業別の戦略を紹介しています。

5)「高める ― 技術力を高め、人間力を活かす」
・技術開発体制
・社会価値を創出する技術
・働き方改革の推進
・多様な人材が力を発揮できる職場づくり
  当社グループの価値創造の源泉となる技術・人事制度について掲載しています。 社会課題の解決に貢献し生産性を向上させる技術の開発、働き方改革推進への取組みや人事制度について紹介しています。

6)「つくる―独自の現場力でしあわせ品質を実現する」
・【特集】技術力と人間力でつくる 宮城県の新たな広域医療拠点
・安全・品質・環境№1を目指して  
 熊谷組グループのものづくりの姿勢を紹介しています。建造物の外形的・機能的な品質はもちろんのこと、そこに集う人が満足し続けられる「しあわせ品質」をお届けするために、安全・品質・環境No.1を目指して、ものづくりに取り組みます。

7)「支える―お客様とともに歩み続ける」
・【特集】水力発電の未来を支える「ダム通砂運用」のための大規模改修工事
・ステークホルダーとの関わり、社会からの評価
 完成後も運営、維持管理、修繕、再生まで一貫して携わり、新しい物語が生まれ続ける暮らしの舞台を、時代や世代をこえて支え続けていきます。

8)ガバナンス
・役員紹介
・コーポレートガバナンス
・リスクマネジメント
・社外取締役鼎談
 お客様に信頼されるためコーポレートガバナンスを強化し、リスクマネジメントの徹底に取り組んでいます。

9)会社概要
連結財務諸表、株式情報、会社情報、組織図

3.熊谷組グループ コーポレートレポート2018

 仕様:A4・64ページ
 発行部数:16,000部
 発行日:2018年8月27日

本リリースに記載している内容は発表日時点のものですので、あらかじめご了承願います。

【本リリースに関する問い合わせ先】
 株式会社 熊谷組  コーポレートコミュニケーション室 広報グループ    電話 03-3235-8155