人事院の第46回近畿地区課長研修で当社社員が講師を務めました

2023年12月15日

11月29日、人事院の第46回近畿地区課長研修で、当社管理本部ダイバーシティ推進部長が講師を務めました。これは、当社がえるぼし認定(3段階)の取得や新・ダイバーシティ経営企業100選に選定されるなど、ダイバーシティ推進を実践している企業として評価され、依頼があったものです。

この研修は、近畿地域の国の機関や地方公共団体、民間企業の管理・監督者を対象としたもので、官民共通の広範な識見を深め、能力を一層充実させることにより、各組織における上級幹部となるべき職員を育成することを目指しています。3日間のカリキュラムのうち、女性国家公務員の採用登用を拡大するため、当社は「多様な人財が活躍できる社会を目指して~思い込みに囚われない、誰もが持つ未知なる力を引き出すために~」をテーマに講義しました。

当社は社内外に対するトップメッセージの発信や、「30%CLUB*」への加盟等によって企業姿勢を表明しています。また、ダイバーシティ推進担当者が実際に建設現場を訪問し、男女共働きやすい環境かを確認する「ダイバーシティパトロール」や、アンコンシャス・バイアス、LGBTQ+等をテーマとした講演会を行い、職場環境の改善や意識改革に努めています。
講義では、ダイバーシティを推進するためには「お互いの違いを知り、柔軟な知性で認め合うこと」が大切だとし、自分と他者の価値観の違いを知り認め合う体感ワークや部下の未知なる力を引き出すためのグループワークと、当社の取り組み紹介を行いました。参加者は、自身の持つアンコンシャス・バイアスを認識し、多様性への理解を深めました。

*30%CLUB:2010年に英国で創設された組織で、取締役会を含む企業の重要意思決定機関に占める女性割合を30%以上にすることを目標に掲げる18の国と地域でキャンペーンを行っています。日本支部では、2030年をめどに女性役員割合を30%にすることを目標としています。