熊谷組 熊谷マイスター制度について

2012年12月26日

 株式会社熊谷組(取締役社長 大田 弘)は、「技能労働者の処遇改善を行い、労働者の離職・若年入職者減少を防止、建設産業の持続的な発展に必要な人材を確保すること」を目的に『熊谷マイスター制度』を新たに制定いたしました。

1.制定の主旨

 当社として、職長・作業員の目標となる特に優れた職長の処遇改善を行うことで、安全・品質・環境・工程・コストといった建設現場の管理全般に指導力をより一層発揮してもらい、熊谷組・協力会社と一体となった管理向上を図ることを目的としています。また、一般作業員・若手入職者等の具体的な目標となることも期待しています。

2.制度の概要

 熊谷マイスターは、当社協力会社組織である熊土会・熊建会・安全衛生協力会の職長クラスから選任します。選任方法は、各協力会社組織からの推薦と作業所長等の現場の意見を取り入れ、全国の各支店にてとりまとめ、土木事業本部・建築事業本部にて審査・認定します。
また、認定者については1年毎の見直しを行います。
熊谷マイスター資格要件としては、
① 熊谷組の協力会社組織である熊土会・熊建会・安全衛生協力会の会員もしくはその再請負2次業者の職長であること
② 登録基幹技能者(専門工事業団体認定者) もしくは建設マスター(国土交通大臣顕彰者)の公的資格を有すること
③ 熊谷組職長選定基準の1級職長であること
としており、認定後熊谷組より所属会社を通じて日額で手当が支給されます。
熊谷マイスターは専用のヘルメットを着用することになります。



※1 ヘルメット

3.今後の予定

 認定者は初年度(平成25年度)、土木・建築合わせて90名程度を目標としています。  12月末までに全国の各支店が候補者を推薦し、来年1月末に審査完了、3月に認定式を行い4月から運用開始いたします。

以上

[お問い合わせ先]

[本リリースに関するお問い合わせ先]
 株式会社 熊谷組  広報室
 室長:手島 眞之
 担当:小坂田 泰宏 (電話03-3235-8155)