東北自動車道 岩舟工事
工事概要
発注者 | 東日本高速道路株式会社 |
---|---|
施工者 | 株式会社熊谷組 |
工事場所 | 栃木県栃木市岩舟町小野寺〜小野口 |
工事概要 | 延長 5,381m、 掘削 29,000m³、 構造物掘削 6,830m³、 工事用道路 5,000m、 法面工 18,060m²、 せん孔鋼杭 1,400m、 下り線1車線拡幅、 コンクリ−トブロック積 3,782m²、 用・排水溝、排水管 199m、 橋台・橋脚増設 7基、 PC上部工 2橋、 BOX増設 8基、 遮音壁 3,437m、 鋼管Φ508〜Φ609.6 1,382本 |
渋滞解消をめざす車線拡幅工事
渋滞解消をめざした車線拡幅工事
東北自動車道の下り車線は、岩舟JCT(ジャンクション)付近から上り坂が続く。そのため走行する車の速度が落ち、車間距離が短くなるにしたがって、渋滞が発生しやすくなる。さらに、平成23年に全通した北関東自動車道が岩舟JCTで合流して交通量が増加し、ますます渋滞は避けられない状況だ。特にゴールデンウィークなどの行楽シーズンやお盆時の帰省などに、この下り車線は渋滞のピークを迎える。
そこで、NEXCO東日本(東日本高速道路株式会社)は、東北自動車道・岩舟JCTから栃木インターチェンジ間の下り車線において、渋滞対策の一環として車線の増設工事を行った。
工事は、主に岩舟JCT北方約5.4キロメートル区間(下り車線)の道路拡幅、さらに防音壁の撤去・新設、橋梁・ボックスカルバートの拡幅工事等多岐にわたっている。施工期間は平成25年10月〜平成27年11月。ただし、施工中は交通規制を実施しながらも、高速道路を通行止めにせずに作業を進めるという厳しい工事となった。