「W350計画」における木質の外装「ティンバー・インターフェイス」 森美術館の企画展「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命 人は明日どう生きるのか」への出展に協賛します

2019年11月19日

 熊谷組は、森美術館企画展「未来と芸術展」に出展する山梨知彦+Loose Interfaceプロジェクト・チーム(日建設計)の《Loose(ルーズな) Interface(インターフェイス):もう一つの世界の誕生と、ティンバー・インターフェイスの可能性》に協賛します。

 本企画展では、熊谷組が業務提携する住友林業株式会社(社長:市川 晃、本社:東京都千代田区)と株式会社日建設計(社長:亀井 忠夫 本社:東京都千代田区)が取り組む「W350計画」における木質の外装「ティンバー・インターフェイス」※1の映像作品が展示されます。

 《Loose(ルーズな) Interface(インターフェイス):もう一つの世界の誕生と、ティンバー・インターフェイスの可能性》と題し木質感あふれる未来の東京を疑似体験できる映像です。出展は日建設計の山梨知彦+Loose Interfaceプロジェクト・チームが行い、住友林業や熊谷組などが協賛します。

 「W350計画」は、高さ350m の木造超高層建築物を実現する研究技術開発構想で、高層建築物の木造化・木質化と街を森にかえる環境木化都市の実現をめざしています。住友林業が全体構想を、象徴となる350mの木造建築物の設計を日建設計が行いました。建築工法、環境配慮技術、使用部材や資源となる樹木の開発など未来技術で、人と社会、地球環境に貢献していく計画です。
 この計画は2018年2月に住友林業が発表を行い、現在は業務提携をした熊谷組とW350計画の要素技術を検証するなど実現に向けて動き出しています。

◆展示概要
・名   称:未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命
 ――人は明日どう生きるのか 豊かさとは何か、人間とは何か、生命とは何か
・会   期:2019年11月19日(火) ~2020年3月29日(日)
・開催場所:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
・題   名:《Loose(ルーズな) Interface(インターフェイス)
        :もう一つの世界の誕生と、ティンバー・インターフェイスの可能性》

※1 「ティンバー・インターフェイス」とは「W350計画」の象徴となる350mのビルで想定している四周をぐるりと回るバルコニー状のデザインのこと。バルコニー部分は超高層建築物でありながら新鮮な外気と豊かな自然、木漏れ日に触れられる空間を目指している。上から建物のバルコニー部分を経由して高層階まで連続する緑は、都市での生物多様性を育む景観を想定している。