仙台空港 6ヶ月で震災前と同水準へ 空の大動脈完全復旧!

2011年09月29日

 東日本大震災で甚大な津波被害を受けた仙台空港は当社関係者の一丸となった作業により、9月25日、空港機能が全面復旧し、また震災後初の国際定期便が運航を再開しました。これを受けて、同日、同空港内でセレモニーが開催され、仙台空港ビル 株式会社 伊藤 克彦 社長など関係者、来賓として前田 武志 国土交通大臣、宮城県 村井 嘉浩 知事らが出席。当社からは大田社長、渋川 智 執行役員東北支店長をはじめ工事を担当した社員らが出席しました。

 式典でははじめに震災の犠牲者に対して黙祷を捧げ、その後、関係者でくす玉を割りました。中から「たくさんのご支援ありがとうございました」と書かれた垂れ幕が下りてくると大きな拍手が沸き上がりました。
  席上で仙台空港ビル(株)伊藤 社長が「被災地に元気を与えたい一心で早期復旧を目指しました。工事関係者の熱意が実りました」と挨拶し、前田 国土交通大臣は「仙台空港が不死鳥のように復活しました。すさまじい震災から半年で復興した関係者の熱意と努力に敬意を表わしたい」と工事関係者に労いの言葉をかけました。また村井知事は「仙台空港から国外へのネットワーク再開は人の交流や物流の活性化につながり、東北全体の復興に寄与します」と祝辞を述べました。

完全復旧した空港

祝うかのような晴天の中、セレモニーは行われました