次世代の持続可能な循環型農業「アクアポニックス」の実習カリキュラムにおける産学連携協定を締結
2024年09月18日
株式会社熊谷組(取締役社長:上田 真)は、佐賀県立高志館高等学校(校長:松尾 信寿)と水耕栽培と養殖を掛け合わせた次世代の持続可能な循環型農業「アクアポニックス」の実習カリキュラムにおける産学連携協定を締結しました。8月30日、当社の藻類×アクアポニックスラボ(佐賀市)において、協定の調印式を行いました。
佐賀県立高志館高等学校は、昭和9年に佐賀師範学校内に佐賀農芸学校として開校した県立の農業高校です。園芸科学科・環境緑地科・食品流通科の3学科体制で、佐賀市を中心とした佐賀県内の農業の担い手育成をはじめ、地域とともにある学校づくりに取り組んでいます。
当社は同校と密接な連携関係を築き、地域社会の持続的な発展に寄与するとともに、環境保全型のハイブリッド農業「藻類×アクアポニックス」のラボを利用した実習カリキュラムを通じて、次世代型農業の担い手教育・育成に取り組みます。9月3日に、高志館高等学校の生徒が小松菜とベビーリーフの苗を藻類×アクアポニックスラボの水耕ベッドに定植しました。
今後、葉面散布による施肥等の栽培管理や陸上サーモンへの給餌など実習を通じてアクアポニックスによる次世代の循環型農業を学ぶとともに、品質の良い野菜生産を目指す予定となっており、当社と同校の産学連携により、水耕栽培をはじめとするアクアポニックスの実習・研究を本格的に進めていきます。