独自の現場力で「しあわせ品質」をお届けする 新たな熊谷組グループビジョンを策定
2016年04月13日
株式会社熊谷組(取締役社長 樋口 靖)は、市場環境や時代の変化に影響されず、将来にわたってお客様や社会から必要とされ、社員が誇りを持って働ける企業グループを目指して、新たな「熊谷組グループビジョン」を策定しました。
熊谷組では、平成27年度を再建から再生へと舵をきる「再生元年」として位置づけ、「熊谷組グループのニューアイデンティティの確立プロジェクト」を進めてきました。
プロジェクトでは、全社から代表で選ばれた社員が約1年をかけてステークホルダーの皆様や役員・社員へのヒアリング、アンケート調査、当社の歴史総括や事業戦略などさまざまな情報を集約して議論し、社員みずからの手でビジョンをとりまとめました。
新たなビジョンでは、当社グループがお客様や社会にお届けしたい価値を明確にし、5年後10年後に向けた当社グループの目指したい姿を示しています。
1.新たな熊谷組グループビジョン
2.目指したい姿
「高める、つくる、そして、支える」
熊谷組グループは、みずからの現場力と人間力を高め、お客様や社会に私たち独自の価値をお届けし、時代をこえて支え続けます。そして、その実現のために熊谷組グループは、建設の枠をこえた新たな取り組みにもチャレンジし続けていきます。
3.お届けするのは「しあわせ品質」
しあわせ品質とは、建造物の外形的・機能的な品質はもちろんのこと、そこに集う人、そこを使う人が満足し続けられる品質のことです。
熊谷組グループの100年をこえる歴史と経験から培った技術力と、そこに働く社員の個性あふれる人間力を掛け合わせて、使う人の気持ちを思いやる温かさと、それを実現しようとする情熱で、ひと時の「感動」のその先にある、永続的な「幸せ」をお届けします。
熊谷組グループがお届けするものづくりへの想いを、私たちは「しあわせ品質」という言葉に込めました。
4.実現するのは「独自の現場力」
確かな施工管理力にとどまらず、優れた技術力を豊かな人間力で活かすのが、私たち独自の現場力です。この独自の現場力こそが、「しあわせ品質」を実現する源です。
(1)「私たちがつくる現場」を第一に考え、行動する現場力。
見る、感じる、行動する「三現主義(現場・現物・現実)」を施工現場だけ
にとどめず、すべての社員が現場の一員であり、社員一人ひとりが常に現場
に在ることを意識して行動します。
(2)「人々が生活する現場」にまで想いをめぐらせて、行動する現場力。
お客様のことを深く知り、学び、その想いに共感し、さらには私たちがつくる
ものを使う人、10年後も20年後もそこに集う人を思いやり、その気持ちに
こたえるためにどうお役に立てるかを考え、行動します。
以上
[お問い合わせ先]
株式会社 熊谷組 広報部
部長:五十川 宏文
担当:小坂田 泰宏 (電話03-3235-8155)