ホタルビオトープ(商品名:ほたる小町)のリース・販売の開始

2011年04月25日

 株式会社熊谷組(取締役社長 大田弘、本社:東京都新宿区)、株式会社ファテック(取締役社長 青野孝行、本社:東京都新宿区)は、ホタルビオトープを室内外で利用できるように改良し、リースおよび販売を開始しましたのでお知らせします。
 本商品は、熊谷組本社ロビーにも設置しておりますが、建設現場に設置し近隣住民や現場見学者に対して、熊谷組の自然環境への取り組みを理解いただくと共に、ファテックを通して広く一般の方へもリース・販売してまいります。

1.概要

 熊谷組はビオトープの設置や屋上緑化など環境に配慮した様々な取り組みを行ってまいりました。その一環としてホタルが自生するホタルビオトープを熊谷組本社ロビーなどに設置してまいりました。
ホタルは、清らかな土や水などがある豊かな自然環境でしか育たないため、その環境を再現し持続することが自然環境の復元に重要であると考えています。技術研究所では、7年前からホタルが自生できる環境の提供を目指し研究してまいりました。
今回、従来は室内に設置していたものを室外でも設置可能なものに改良し、室内外でホタルが育成できる環境を①小川が流れるジオラマタイプのものと、②水中が見える水槽タイプの2種類で提供できるようにいたしました。

① ほたる小町:ジオラマタイプ(円形φ900)
② ほたる小町:水槽タイプ(1200×450×H450)

2.リース・販売について

 従来は、1台設置するのに百万円以上という高額な費用がかかっていましたが、ファテックから5万円/月からのリース料で提供できるようになりました。なお、ホタルの供給体制の都合上、当面首都圏のみでのリースとなります。ホタルや餌となるカワニナの飼育等の技術対応は、技術研究所の指導の下ファテックが行ってまいります。
今月末に熊谷組3作業所(東京2作業所、千葉1作業所)への設置が決まっております。夏ごろには、ホタルが羽化し飛び交い、通勤・通学される方が作業所の仮囲いを通してホタルを見ることができると考えています。今後、作業所のみならず室内外で癒しや安らぎを求められるお客様に対してファテックが積極的に提案していきます。

[お問い合わせ先]

[本リリースに関するお問い合わせ先]
 株式会社 熊谷組  広報室
 室長:藤島 幸雄
 担当:石賀 慎一郎 (電話03-3235-8155)

[技術に関するお問い合わせ先]
 株式会社 熊谷組  技術研究所 地球環境・地盤グループ
 部長:門倉 伸行
 担当:土路生 修三 (電話029-847-7505)

[販売に関するお問い合わせ先]株式会社ファテック 開発営業部 建築グループ
 部長:松岡 直人
 担当:池亀 恵美子 (電話03-3235-6268)