【ダイバーシティ推進方針】


熊谷組は、「意欲と誇り、自信に満ちた社員に、多様な自己実現の場を提供する活力のある企業団体を目指す」という経営理念を掲げ、性別、年齢、国籍、性自認・性的指向(LGBT)障がいの有無等にかかわらず、すべての人が活き活きと働くことができる職場環境の実現を目指します。

◆「新ダイバーシティ経営企業100選」に選定されました

2021年、経済産業省より令和2年度新・ダイバーシティ経営企業100選に選定されました。
新・ダイバーシティ経営企業100選は、経済産業省がダイバーシティ経営に取り組む企業のすそ野拡大を目指し、経営成果に結びつけている企業の先進的な取組みを選定し、表彰しているものです。

◆なでしこ銘柄に選定されました

女性の活躍推進に優れた上場企業として、経済産業省・東京証券取引所が選定する令和元年度「なでしこ銘柄」に選ばれました。主に「ダイバーシティの経営戦略への組み込み」や「推進体制の構築」が評価され、初の選出となりました。

◆「えるぼし」認定(3段階)を取得しました

2021年、厚生労働省より「えるぼし」の3段階目を取得しました。
「えるぼし」は、⼥性活躍推進法に基づき⾏動計画を策定し、その実施状況が優良な企業に対して認定される制度です。当社では女性の活躍 を推進するために、「職場風土の改善」「女性の採用拡大」「女性の職域拡大」「女性の継続就労支援」「女性管理職の増加」に取り組んできました。

◆PRIDE指標シルバーを取得しました

2023年、企業のLGBTQの取組に関する評価指標であるPRIDE指標2023の「シルバー」を昨年度に引き続き受賞しました。
多様な人財がその能力を最大限に発揮し、活躍し続ける環境づくりに向け、LGBTQについて様々な取り組みを継続して行っていることが評価され、今回の受賞となりました。

 詳しくはこちらから

熊谷組のダイバーシティの取り組みについて、広報誌「KUMAGAI UPDATE」で紹介しています。

ダイバーシティ推進体制

グループ会社を含めた全支店からダイバーシティ推進担当者を選任し、推進を進めています。

 >ダイバーシティ推進担当者会議を開催しました(2023.07.04)

 >ダイバーシティ推進委員会を開催しました(2023.06.12)

ダイバーシティ推進室設置後の経営状況 

ダイバーシティ推進後、8年間で女性管理職数は11名から69名と6.3倍、現場配属の女性技術者も14名から33名と2.4倍になりました。男性の両立支援制度の利用も増加しています。長時間労働は改善され、月平均時間外労働は、社員一人当たり28.3時間減少する成果を上げました。

職場環境の整備

女性活躍推進

熊谷組では女性の活躍を推進するために、「職場風土の改善」「女性の採用拡大」「女性の職域拡大」「女性の継続就労支援」「女性管理職の増加」に取り組んでいます。

働く女性たちからのメッセージ

熊谷組で働く女性たちの想いをお届けします。

  > いつか作業所長を目指して
   (土木事業本部 技術センター 藤岡 朋美)
 

  > 誰もが活き活きと働く環境の実現に向けて
   (東北支店 土木部 西條 暁子)
 

  > 熊谷組の社員として日本の生活・仕事を楽しくしながら日々を過ごしている
   (首都圏支店 土木事業部土木部(直轄作業所) サンダー アウン)

意識啓発

熊谷組ではダイバーシティや女性活躍の推進、働き方改革など、社会的な要請の高まりに対して、会社の制度や仕組みを変革させるとともに、社長メッセージの発信・講演会研修会の開催、ポータルサイト開設など、さまざまなツールを用いて社員の意識を啓発しています。

高齢者雇用の状況

定年後65歳までの雇用を前提とした制度を運用しています。働く意欲と高い技術をもつ高齢者の雇用拡大とともに、技術力、営業力を途切れることなく次世代に継承し、社員および組織の活性化を図ることを目的としています。
2023年4月現在、313名の定年退職者が在籍しており、福利厚生の拡充など働きやすい環境の整備にも努めています。

障がい者雇用の状況

障がいを持った方も企業活動に参加できる環境を目指し、雇用を促進しています。2023年6月現在、障がい者雇用率は2.18%です。障がい者の方々が働きやすい環境整備や職域の開拓などを進め、雇用を拡大していきます。

女性管理職数

2023年7月に新たに管理職となった女性社員は8名です。これにより当社の女性管理職数は、78名になりました。

建設業の魅力発信

次世代に建設業の仕事を身近に感じてもらい、ものづくりの楽しさを伝えることで建設業も将来の仕事の一つとして考えてもらえる場の創出に取り組んでいます。