技術・サービス・作品

技術・サービス

総合技術

尊厳をもって生きる“終の住まい”を実現します

-緩和ケア病棟づくりへの参加-

 

福井県済生会病院  緩和ケア病棟

「愛の家  済生」 (医療福祉建築賞2000受賞作品)

福井県済生会病院は466床を有する総合病院で、本病棟は緩和ケア医療に対する病院長の真摯な思いから、県下初の緩和ケア病棟として開設されました。緩和ケア病棟20床は本院の北側に別棟として計画され、本院とは連絡廊下により結ばれています。建物は、患者の生活環境と家族に対するケアの配慮から、全体に光と緑と水を建物内に取り込む工夫がされ、自分の家に近い環境づくりを目標に計画されています。

建物の特徴

外観

 

  • (1)病室群とスタッフゾーンの中間領域を自然光の降り注ぐ開放的なアトリウムとし、その内部には樹木と噴水のある池を配して患者や家族の憩いの場を提供しています。
  • (2)病室の外部には四季の変化を感じられる豊かな植栽と水の流れるせせらぎを設け、病室からベッドごと出て自然の空気を感じられる配慮がされています。
  • (3)病棟の2階はスタッフの研修室、家族の宿泊室など補完的役割の諸室を配置し、且つ2階へは病室郡の雰囲気を乱すことがないように、病棟を通らずに玄関から直接行くことのできる動線を確保しています。
  • (4)病室はすべて個室で一戸建てタイプや広いタイプなど自分の生活に応じて選ぶことができます。曲面を行かした広々と落ち着いた雰囲気で、家族とともにより我が家に近い環境で生活することができます。 病室ゾーンには患者に付き添う家族の利用を想定し、要所に畳の休憩コーナーや台所、洗濯室を配置しています。
  • (5)内部の仕上げは木を基調とし、木製サッシュの採用、アトリウムの木製フレーム等、家庭的雰囲気を出すよう配慮がされています。

アトリウム

アトリウム

庭園

庭園

 

談話コーナー

談話コーナー

居室

居室

 

病 床 数 :
20床
所 在 地 :
福井県福井市
発 注 者 :
社会福祉法人 恩賜財団済生会
設計監理 :
株式会社 佐藤総合計画
構造規模 :
鉄筋コンクリート造,地上2階・地下1階
延床面積 :
3,453m2
竣  工 :
1998年9月
BACK
PAGE TOP