当該工場跡地は、重金属類(砒素,水銀,六価クロ ム,鉛,カドミウム)により土壌と地下水が汚染されていました。工場移転後は、住宅・店舗及び公園等に再利用する計画であり、汚染によるリスク(特に人体への影響)を軽減することが求められました。 計画にあたっては、事前の詳細調査結果をもとに、汚染の度合や周辺の状況等を充分認識した上で、最適な修復技術を提供いたしました。

■工事概要

●名称:A工場跡地地盤改良工事
●工事場所:B市
●工期:平成10年10月〜平成11年6月
●対象土量:23,000m3
●不溶化処理量:4,300m3
●敷地面積:46,000m2
●環境監視:大気中の粉塵及び重金属
    地下水水質、放流処理水水質

■採用した修復技術

●土壌環境基準を越える土壌については、全て管理型処分場に搬出しました。
●処分場の受け入れ基準を超過する高濃度汚染土は、5種類の重金属を不溶化できる特殊な 薬剤を用いて不溶化処理後に搬出しました。
●搬出土については、500m3毎に試験を行い、確認後搬出しました。
●汚染地下水の処理は、鋼矢板で締切り地下水を揚水後、水処理プラントで浄化しました。
●工事前・工事期間中は、周辺環境への影響がないよう環境監視を行いました。


汚染修復フロー

不溶化処理状況

環境監視項目一覧

地下水処理施設

■関連資料…『土壌地下水汚染修復』KumagaigumiNow030,
      土壌環境評価・修復エンジニアリング』エンジニアリングレポートvol.4等