トップページへ

技術・サービス・作品

技術・サービス

環境技術

プラスチックシンチレーションファイバーを用いた自走式放射線2次元分布測定システム

土壌の放射線量を従来の50倍以上の速さで測定可能
概要

本システムは、放射線検出部にJAEAが開発したプラスチックシンチレーションファイバー(PSF)を用いた計測システムを採用し、全地球航法衛星システム(GNSS)とともに建設機械(コンパクトトラックローダー)に搭載して自走させることにより、1時間で2,000m²という早さで正確に測定することが可能になりました。従来の計測システムでは、同面積を測定するのに1m間隔のポイント計測でも50時間以上かかり、格子点間のホットスポットを探し出すことは困難でした。

特徴
  1. 放射線検出部にはプラスチックシンチレーションファイバー(PSF)を用い、PSFに入射した放射線によって発生するシンチレーション光をPSFの両端で検知して時間差から入射位置を特定するとともに放射線の強度を求めています。従来に比べてPSFの本数を大幅に増やすことによって感度を10倍以上に上げ、大面積を短時間で計測することが可能となりました。
  2. 検出部の遮蔽構造を工夫することで周囲(上方向、水平方向)からの放射線を50%以上遮断し、下方向からの放射線に対する感度を向上させることができました。これにより地表面に存在するホットスポット等を確実に見つけだすことが可能となりました。
  3. GNSSを搭載し、センサーの位置をリアルタイムで計測することによって、大面積の放射線分布を正確に効率的に測定することが可能となりました。PSFの測定データとGNSSの位置データを通信回線を用いてサーバーに集積し、表面放射線マップを作成することができるようになりました。
CL45に搭載したPSF計測システム
高線量地域の地表面線量分布図
低線量地域の地表面線量分布図
低線量地域の地表面線量分布図

当システムは、株式会社熊谷組・株式会社 IHI・IHI建機 株式会社の3社の共同開発です。



Previous Page Go to Page Top