■概要

 GPS(GlobalPositioningSystem)衛星を用いて複数の転圧機械の運行軌跡を高精度に自動計 測・記録し、事務所にてリアルタイムに管理を行うシステムです。さらに転圧機械のオペレータに転圧 作業の進行状況や次の走路の誘導・指示をビジュアルに伝達することで、転圧管理の省力化と信頼性の向上を実現しました。(日本道路公団試験研究所と共同研究中)。

■システムの構成

 転圧機械にGPS受信機とパーソナルコンピュータを搭載することで、事務所(監視室)で時々刻々の転圧状況を確認するとともに、転圧機械のオペレータに転圧不足の領域や次の転圧方向をリアルタイムで誘導・指示できるシステムです。
 狭い谷間での利用も考慮して、GPSはRTK(RealTimeKinematic)─GPS 方式を用い、転圧機械と事務所間のデータ通信には、信頼性の高い当社開発のSS無線(データ・テレコントロール用多重通信システム)を採用して複数の転圧機械の同時管理を可能としています。

■特徴

●転圧機械をリアルタイムに誘導することができます。
●複数台(最大4台まで)の同時管理ができます。
●高精度管理(最小10cm×10cmのメッシュ)が可能です。
●転圧時間・走行距離を短縮することが可能です。
●転圧回数のカウントなどオペレータの負担の軽減が図れます。
●各種記録をリアルタイムで出力することができます。
●層厚管理・撒出土量管理にも使用できます。


実施例


・1レーン目に転圧不足箇所が発生
・2レーン目の走路修正を実施  
画面例(事務所側パソコン)
●関連資料…パンフレット『転圧機械運行管理システム』