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KM21TM(Kumagaigumi MHI Tunnelling Method)

あらゆる地山条件に対応した21世紀の完全機械化トンネル工法

概要

KM21TM概念図

KM21TM概念図

山岳トンネル工法は、人が切羽で直接作業に関わることが多く、シールド工法のような完全機械化が望まれてきました。一方、シールド工法は大深度の施工になるとセグメントの厚さが増し、経済的に不利な要素が増えてきます。

熊谷組では、これらの問題を解決すべく、両工法の利点を活かした新しい機械式トンネル施工法を考案し、その方式に 賛同した三菱重工業株式会社と共同で次世代のトンネル技術『KM21TM』を開発しました。

本工法は、あらゆる地山を1台の機械で掘削できる技術と地山の持つ支保機能を最大限に利用して、大土被り下の空洞でも 保持できる山岳トンネルの支保(NATM)および補助工法を機械式でありながら切羽直後で施工できる技術から成っています。

 

掘削機(シールドタイプ)

掘削機(シールドタイプ)

特徴

(1)掘削機構

・簡易換装装置構造(開放型 密閉型)
カッタヘッド簡易換装構造・・・スリット開度調整装置およびバケット開閉装置
分割型隔壁部構造・・・バルクヘッド中央部は分割構造として、容易に解体、組立の換装が可能な構造
・硬岩静的破砕工法併用掘削
硬岩掘削時にマイクロ波を岩中の水分に作用させて、劣化、破砕を促進させて、機械式破砕の負担を軽減

 

(2)支保機構

・フード部直打ちライニング
カッタヘッドは直打ちライニング厚さ分オーバーサイズとし、全線オーバーカット掘削します。フード部に拡張式の型枠を内蔵し、掘進に並行して注入管から特殊コンクリートを注入直打ちします。打設後型枠を拡張して型枠中のコンクリートの圧密と地山への付着を促進させます。コンクリート硬化後、型枠を縮めて型枠とのクリアランスを確保して再掘進します。これにより、NATM工法の吹付けコンクリートと同等の早期支保効果が期待できます。

 

(3)補助工法機構

エレクタ部に回転式多ブームボーリング機構(6セット同時削孔)と注入装置で、全断面任意の位置と方向にボーリング、 注入ができる設備を装備。

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