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処分場構造:最終処分場トータル構造システムCroos

浸出液を埋立地内に内部貯留させない高機能型処分場

概要

廃棄物の管理型最終処分場には、廃棄物を適切に貯留する「貯留機能」と自然界の代謝機能を利用して 廃棄物を安定化、無害化する「浄化機能」が必要です。廃棄物の安全な貯留と早期安定を実現するためには、浸出液を埋立地内に 貯留させずに、浸出液の漏洩防止・浸出液水質の悪化抑制・廃棄物の自然浄化作用の促進を図ること が重要になります。

内部貯留を防止する方法としては

  • (1)大きな調整槽を設ける
  • (2)屋根等の被覆設備を設ける
  • (3)区画埋立にする

などが考えられます。それぞれの方法に対応するシステムが、セパレーションシステム、ルーフィングシステム、カセットシステムです。特にカセットシステムは、廃棄物の浄化シミュレーションも可能になります。

最終処分場トータル構造システムCRooSは、これらのシステムを単独あるいは組み合わせて採用することにより、最終処分場の立地条件や廃棄物の種類に応じた最適なシステム構成を選択し、最終処分場に要求される貯留機能と浄化機能を向上させることができます。

概要

 

セパレーションシステム

セパレーションシステム

ルーフィングシステム

ルーフィングシステム

 

カセットシステム

カセットシステム

*クリックすると大きく表示されます

特徴
(1)セパレーションシステム
  • ・埋立地の底盤の地下貯留槽はコンクリート構造を基本としており、従来のシート中心の遮水構造と比較して安全性と信頼性が向上します。
  • ・浸出液を埋立地の内部に貯留させないので、浸出液の漏洩リスクが軽減します。
  • ・埋立地内の通気性を保つことで廃棄物の浄化作用が促進し、処分場廃止までの期間が短縮できます。
(2)ルーフィングシステム
  • ・被覆設備(屋根)で覆われているため外部環境からは最終処分場のイメージが薄く、クリーンなイメージの施設となります。
  • ・埋立地が閉鎖空間となるため、廃棄物の飛散・臭気の拡散を防ぐことができます。
  • ・浸出液の量は雨水などの自然現象に左右されません。また、浸出液発生量は少なく、その制御が容易となります。
  • ・埋立作業は天候に左右されません。豪雪地域でも冬期の埋立が可能です。
  • ・埋立中の計画的散水により廃棄物の浄化促進を図ることで埋立物の早期安定化が可能です。
(3)内型枠が不要であり、省力化,コストダウンを図ることができます。
  • ・未埋立区画に流入する雨水は直接放流するため、浸出液の処理量が低減できます。
  • ・埋立地が区画に分割されており、各々に独立した保有水等集排水設備が設けられているため、埋立物の浄化シミュレートが埋立早期段階から可能です。
  • ・処分場の廃止時期が埋立の早期段階から予測できることにより、維持管理や跡地利用の計画が行いやすくなります。

高吾北最終処分場

高吾北最終処分場(ルーフィングシステムとカセットシステムが採用)

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