技術・サービス
土木
遮水構造:KMライナー(検知システム一体型複合遮水構造システム)
汚染リスクが少ない信頼性の高い処分場遮水構造を実現
概要
KMライナーは、最終処分場の構造基準に示されている遮水シートと粘土層による複合遮水工と、遮水シートの機能管理を行う検知・修復システム(Mr.センサー)を組み合わせた遮水構造システムです。本システムは、粘土層にベントナイト混合土を用い、万一、遮水シートが損傷しても、ベントナイトの膨潤機能により浸出水の漏洩拡散を抑え、かつ、Mr.センサーでその損傷部を特定し浸出水が遮水工から漏出するまでに修復するものです。本システムの採用により従来の2重シート遮水工に比べ浸出水の漏洩リスクが少ない信頼性の高い遮水工構造を実現します。
ベントナイト混合土層は、底面部や緩い斜面部が転圧締固め工法、急勾配の斜面部が吹付け工法により構築します。
KMライナーの遮水工構造
*クリックすると大きく表示されます


遮水シート検知・修復システム「Mr.センサー」


ベントナイト混合土の転圧締固め工法(ベントナイト混合機械と転圧状況)

ベントナイト混合土の吹付け工法(吹付けシステムと吹付け状況)
特徴
- (1)高遮水性です
-
- ・ベントナイト混合土の透水係数は遮水工基準より高性能である1×10-7cm/s以下とすることができます
- ・遮水シートに損傷が生じても、ベントナイト混合土の膨潤機能により浸出水の漏洩が防止できます
- ・遮水シートとベントナイト混合土の密着性により遮水シートが損傷しても浸出水の横方向への拡散が抑えられます
- (2)自己修復性があります
-
- ・ベントナイト混合土はセメント混合土のようにクラックの発生が少なく、発生しても自己修復機能によりクラックを閉塞します
- ・遮水シートが損傷した場合は、Mr.センサーでその位置を特定し浸出水が遮水工から漏出するまでに修復できます
- (3)経済的です
-
- ・ベントナイト混合土は現地発生土の利用が可能です
- ・ベントナイト混合土はベントナイトの混合むらが少なく施工できるので、割増係数が小さくでき経済的です
- ・ベントナイト吹付け工法の採用により、埋立地の斜面部が急勾配にできるので、廃棄物の埋立容量を増やすことができます




