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土木技術

薄肉鋼板補強工法

薄肉鋼製の覆工板で信頼性の高い補強効果

概要

トンネル補強・補修工法は、地圧対策、劣化覆工対策及び漏水対策に大別されます。

薄肉鋼鈑によるトンネル補強工法は、劣化した既設トンネル覆工の内側に、厚さ6mm、大きさ40cm×1mの鋼鈑を 1枚ずつボルトで、既設覆工面に沿ってアーチ状に組み立て、既設覆工面との隙間に充填材(モルタル)を注入し、 既設トンネルの覆工を補強する工法です。

施工状況

シールドトンネルにおける施工状況

鋼製覆工板

鋼製覆工板

 

 

 

施工完了

施工完了 

施工状況

施工状況

特徴

覆工板組み立て順序

覆工板組み立て順序

(1)軽い覆工板
覆工板は、1枚25kgと軽量であるため、人力により運搬、組み立てが可能であり、大型機械を必要とせず、同時に複数箇所での施工が可能です。
(2)薄い補強厚さ
事前に既設トンネルの断面形状を測量することにより、裏込め充填を含めた補強厚さを5cm以下にすることができるため、断面が小さく建築限界に余裕が少ないトンネルにも適用できます。
(3)信頼性の高い補強効果
鋼鈑のリング方向の接合部に幅6mm、高さ25mm、長さ100mmの鋼材4本を鋼鈑から50mm突出させて嵌合するため鋼鈑のリング間の添接効果が十分得られ、連続したリングとしての補強効果が発揮される。
(4)急速・確実な施工
鋼鈑が小型、軽量であり、人力施工が可能なため、供用中の鉄道トンネルなどでも、終電から始発電車通過までの僅かな時間内でも施工(夜間施工)が可能であり、昼間の列車通過時の安全性も確保することができます。
(5)無支保で施工可能
鋼鈑は構造的にリング(断面)方向で閉合していないため端部は路床や既設覆工に固定しなければなりませんが、裏込め充填前においても 1列のリング(断面)で自立する構造となっているため、支保工は不要です。

 

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