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土木技術

プレキャスト通廊

コンクリートダムの通廊施工を合理化し作業効率を大幅に向上

概要

コンクリートダムの施工における堤体構造物の合理化施工を行うために、その中でも最も数量が多い通廊をプレキャスト化することで、作業効率と施工性や安全性などの作業環境を大幅に向上させることができるようになりました。今回開発・実用化したレキャスト通廊は、ダム堤体内に設置される通廊のほぼ全数量をプレキャスト化できるように、主要部材を種類別に大きくパターン化し、それらを組合わせることで水平部をはじめ、階段部、T字・L字交差部などに対応しています。

水平部通廊据付状況

水平部通廊据付状況

傾斜部通廊据付状況

傾斜部通廊据付状況

据付方法は、従来の架台先行設置方式に変えて、プレキャスト部材側に設置したねじふし鉄筋の支脚で据付ける方法を採用し、据付作業を省力化しています。さらに底版部にはダム現場としては初めてGmax=40mmの高流動コンクリートを使用し充填性を高め、プレキャスト通廊と周辺コンクリートの一体化を確保しています。

通廊据付図

通廊据付図

特徴
(1)高品質の確保
プレキャスト工場による製品のため、従来の現場での施工と比べ信頼性及び仕上がり度が向上します。
(2)工期の短縮
現場での型枠・支保工及び鉄筋の組立作業が必要なく、プレキャスト部材を据付・接合するだけの作業のため、工期は従来工法の約1/5程度になります。
(3)安全性の向上
型枠組立作業や通廊内での型枠・支保工の組立・解体作業がなくなるため、危険作業が少なくなり安全性が向上します。
(4)作業の効率化
型枠組立や鉄筋組立及び溶接作業などの専門工種が必要ないため、据付作業は大幅に省力化されます。
(5)高流動コンクリートの使用
ダム現場としては初めて、Gmax=40mmの高流動コンクリートを使用して、単位セメント量の低減を図るとともに底版部における充填性を高め、周辺コンクリートとの一体化を確保しています。
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