■超高強度コンクリートとは

  一般的に圧縮強度が36N/mm2(360kg/cm2)を超えるものを高強度コンクリートと呼び、60N/mm2 (600kg/cm2 )を超えるものを、超高強度コンクリートと呼んでいます。コンクリートは、圧縮強度の数値に“Fc ”を冠したものを“設計基準強度”と言います。(Fc36 、Fc60 等)

 建築物に一般的に用いられるコンクリートは、昭和30 年代にFc18 程度でしたが、昭和40 年代に入りFc21 となり、昭和50年代に15 階程度の中層建築でFc36 、昭和60 年代には30 階クラスの超高層RC住宅の登場とともに Fc40クラスの高強度コンクリートが登場しました。

 高強度コンクリートは、セメント量が多く発熱量が増加し流動性が低下する傾向にありますが、低熱ポルトランドセメントを用いるとともに、流動性を確保するためシリカフュームと高性能AE減水剤を用いてこれらの問題を解決しました。当社では、40階を超える高層RC 住宅に高強度コンクリートを積極的に用い、高強度化、高耐震化を進め、世界で初めてFc100の実用化に成功しました。


ニューシティ東戸塚29F
(1990 年)
<Fc42 >

キャナルタウン兵庫34F
(1997 年)
<Fc45 >

土浦駅前再開発31F
(1997 年)
<Fc60 >

上山マンション41F
(1999 年)
<Fc100 >

■特徴

●高強度:Fc36 〜Fc100 (高強度〜超高強度)まで 用途に応じて自由に選定ができます。

●高流動性:バイブレータなしで型枠内に充填でき、 部材の品質向上が図れます。高流動性を利用し、鋼管コンクリート柱などの充填に用いられます。

●高耐久性:空隙が少なく密実で、中性化などへの 耐久性が格段に高くなります。

●早強性:高強度のため、早く脱型強度に達し、施工性が向上します。

■実績

上記写真の実績などを含め10 数件

障害物の先も充填が容易です 障害物の先の充填が困難です

●関連資料…パンフレット:熊谷組の総合耐震技術/熊谷組の高耐震技術
       Kumagaigumi Now :009 山形上山マンション/028 ニューシティ東戸塚
       038KHR‐ 1000 超高層住宅/050 キャナルタウン兵庫/069 耐震技術マップ
       122 土浦駅前地区第一種市街地再開発事業