■床免震構法とは

 床免震構法は、コンピュータ等の精密機器を設置している特定の部屋のみを免震化する構法です。床免震構法には水平方向のみ免震化する2次元床免震構法と、空気バネを付加することによって鉛直方向の揺れにも対応できる3次元床免震構法があります。従来は、電算センター等に多く適用されてきましたが、最近では病院の手術 室等、地震時におけるわずかな振動でも機能を維持する必要がある部屋にも床免震構法が適用されるようになりました。当社では、事務所ビルや防災拠点となる公共施設の電算センターの他、病院の手術室などにも適用実績 があり、阪神淡路大震災においてもその効果を立証しています。
 

■特徴

●床免震を設置することで、機器に作用する地震の揺れを大幅に低減することができます。

●免震装置は、既に実績のある部品を組み合わせているため、信頼性、耐久性に優れています。

●新築はもちろん、既存の建物にも設置でき、室単位のリニューアルにも利用できます。

●施工やメンテナンスが容易で、特定の部屋のみを免震化するため、建物全体を免震化する基礎免震構法に比べて経済的です。

●床を支える免震装置には、積層ゴムやすべり支承があり、用途や必要性能に応じて最適な構法を選 定できます。

●建設省の建設技術評価および日本品質保証機構の認定を受けている構法です。


2次元床免震構法

床免震構法の設置状況

3次元床免震構法

●関連資料…パンフレット『熊谷組三次元床免震構法』リーフレット『床免震構法』