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建築技術

静かな「居ながら工事」で病院環境を再構築します

-診療を続けながらの同一敷地内での全面建て替え-

 

東京厚生年金病院

東京厚生年金病院は、昭和29年に山田守建築事務所の設計で建てられ、以後何度かの増築工事を重ねてきました。今回の全面建て替えにあたっては、常時病院機能を維持させていくことが最大のポイントで、狭い敷地という制約の中で、建物全体を4つのブロックに分け、1ブロックづつ解体しては新築するという方法が採用されました。

施工上の主なポイント
工事中も診療活動を縮小しない
・敷地の空きスペースに仮設棟を最初に建設し、引越しを繰り返しながら段階的に建設することにより工事中も病床数や診察室及び病院に必要な医療機能を常に確保する計画としました。
建設作業中も療養環境を優先
・既存建物の解体にあたっては、騒音・振動・粉塵の発生を最小限に抑えるため、当社保有技術である「ウォータージェット工法」を採用しました。
・やむを得ず騒音・振動等の発生が予想される場合には、事前に病院側と協議の上、作業時間等について療養環境を最大限に優先した施工計画を立案しました。
・工事関係者の動線と患者を含む病院関係者の動線を常に区別して、施設環境の維持に配慮しました。
工事中も設備エネルギーを安定供給
・医療機能をバックアップする設備エネルギーが一時的でも途切れると、院内の患者の生命に重大な影響を与えるため、エネルギー棟の切り替え作業は、病院側との綿密な打ち合わせのもと、万全な管理体制で行いました。

外観

病 床 数 :
一般526床
所 在 地 :
東京都新宿区
発 注 者 :
財団法人 厚生年金事業振興団
設計監理 :
株式会社 山田守建築事務所
構造規模 :
鉄骨鉄筋コンクリート造閑閑閑因       
本館  地上9階・地下4階
別館  地上7階・地下3階
延床面積 :
本館 35,860m2 ,別館 11,417m2
竣  工 :
2000年3月
施設更新の手順

工事着工前

工事着工前

  • 1.仮設外来棟・仮設医局を建設南棟の医療機能を仮設外来棟と西棟に移設

手順1

 

  • 2.南棟を解体し、新本館A棟を建設西棟の医療機能をA棟に移設エネルギー源をA棟に切り替え

手順2

  • 3.西棟を解体し、新本館B棟を建設別館の医療機能をB棟と東棟に移設別館・仮設医局を解体

手順3

 

  • 4.別館・仮設医局を解体新別館を建設東棟の機能を新別館に移設

手順4

  • 5.東棟を解体し、新本館低層棟を建設仮設外来棟の機能を新本館低層棟に移設仮設外来棟を解体

手順5

凡例

(注)4の工程は当社の施工ではありません。

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