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建築技術

制震(振)構法

建物内部に制震装置を設置し、耐震性や居住性を高めます

概要

建物内部に制震装置を設置し、建物の揺れを吸収することで建物の揺れや変形を低減し建物の耐震性や居住性を高める構法です。 地震時の揺れを低減させる制震構法と、風揺れや交通振動を低減させる制振構法があります。

 

  • (1)制震構法は、地震時に建物本体の損傷を防止するダメージトレラント構法を採用しています。
  • (2)鋼製スリットダンパーを用いた経済的な制震構法も用意しています。
  • (3)中低層建築物から超高層建築物まで適用可能な様々な構法を用意しています。
  • (4)中層建物の交通振動対策、高層ホテルの地震対策、世界一の超高層の風揺れ対策等 実績多数。
  • (5)既存建物を制震化する「制震レトロフィット構法」も用意、実績もあります。
特徴

制震(振)構法は、動力を用いて制御するアクティブ方式と動力無しのパッシブ方式があります。 また、建物の振動周期に合わせた振り子を設置する方法、粘性体やオイルダンパーなどで建物の揺れを吸収する方法、鋼材などの降伏荷重を超えた 履歴を利用する方法、建物の振動方向と反対方向に錘を強制的に動かす方法他多数の方法があり、建物種別、振動の原因等により提供する装置を決定します。

特徴

 

(1)チェーンドダンパー [風振動対策]

超高層建築物

超高層建築物(101階)
マスダンパー
(TMD:Tuned Mass Damper TMD重量650tを採用)

世界一の超高層ビル(地上508m)頂部に、風揺れ対策として、建物の揺れの周期に合わせた650tonの鉄の重りを持つ振り子を設置しています。建物周期と振り子の周期が同じ場合、 自動的に建物の揺れと逆方向に動く性質があるため、建物の揺れを低減させます。

チェーンドダンパー

制震装置(TMD:チェーンドダンパー)

 

(2)鋼製スリットダンパ- [耐震対策]

高層建築物

高層建築物(26階)
銅製スリットダンパーを採用(約2000枚)

高層ビル各階に、スリット加工した鋼製ダンパーを設置し、大地震時に鋼製スリットダンパーが降伏することで建物の振動エネルギーを 吸収します。

鋼製スリットダンパーが破損した場合は容易に交換できます。なお、大地震に3回程度遭遇してもダンパー機能が損なわれないことが実験で確かめられています。

銅製スリットダンパー

制震装置(銅製スリットダンパー)

 

(3)アクティブマスダンパ- [交通振動対策]

アクティブマスダンパ-

アクティブマスダンパ-

近隣の道路通過車両に起因する交通振動による建物の振動を低減させるため、屋上にコンピュータ制御のアクティブマスダンパーを3基設置し、 建物の揺れを無感レベルまで低減させました。

制振装置機構図

制振装置機構図

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