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なるほどQ&A(開削地下工事編)

どのくらいの深さまで掘れるの?

最近の都市部の駅舎部やシールドトンネルの発進立坑などは、非常に深い掘削を行っています。 駅舎の工事「地下鉄十二号線環状部飯田橋駅(仮称)工区」では、幅約24m、長さ約50m、深さ37mの掘削を行いました。
立坑では、「横浜市北部下水処理場第二ポンプ施設築造工事」において内径40mの円形立坑で国内の最大深度である82mの掘削を行いました。
また、土留め壁では、「外郭放水路第1立坑新設工事」において、地中連続壁で国内で2番目の深度となる130mの壁も施工しました。

深度比較

掘られた土はどこへいくの?

平成20年度の建設発生土の排出量は、全国で年間約1億4,063万m³、東京ドームの約113杯分に相当します。そのうちの約30%にあたる4,169万m³が建設工事において再利用されています。 なお、排出量について前回調査(平成17年度 約1億9,518万m³)に比して、約28%減となっています。 (国土交通省ホームページより)

東京ドームの約113杯分

発生した土砂の内、良質の土砂は埋戻土としたり、埋立地や造成地など、他の工事で土砂を必要とする場所へ運搬します。また盛土や埋立に適さない不良土の場合には、山間や低湿地などに主に埋め立てていましたが、環境保全の観点から以下のような方法で リサイクルされるようになってきています。

  1. 中間処理施設で分離処理した材料を再利用する。
  2. そのままの状態ではリサイクルできない不良発生土の場合、水と固化材(セメント)を建設発生土と混ぜ合わせ、流動性と強度を保った埋め戻し材に加工して再利用する。

(2)については、我が社保有技術として、ReSM(Re-produced Soil Material) 工法があります。