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橋には、どんな種類があるの?

橋には、用途(道路橋・鉄道橋、水路橋、人道橋)、使用材料(木橋、石橋、鋼橋、コンクリート橋)、路面位置(上路、中路、下路)、構造形式(桁橋、アーチ橋、ラーメン橋、吊橋、斜張橋)、平面形状(直橋、斜橋、曲線橋)、架設地点(海上、河川、陸上)、動・不動(固定橋、可動橋(昇開橋、跳開橋))、耐用年数(永久橋、仮橋)などによる分類がありますが、ここでは、コンクリート橋の構造による分類を整理しています。

桁橋(けたばし)

桁を水平に架け渡した最も基本的な橋の形式です。桁橋は、1径間だけ架けた単純桁橋、多数連続して架け渡した連続桁橋に分けられます。この橋は、比較的支間の短い橋(50m以下)に適用される形式です。

PC4径間連結桁橋(佐治川橋:滋賀県)
PC4径間連結桁橋(佐治川橋:滋賀県)
PC2径間連続箱桁橋(土山ランプ橋:滋賀県)
PC2径間連続箱桁橋(土山ランプ橋:滋賀県)

ラーメン橋

橋を構成している桁と橋脚とを一体化した構造形式です。この橋は、多径間連続した構造で計画する場合が多く、地震力を各橋脚に分散させることができ、経済的になります。この橋は、比較的支間の長い橋(50~150m)に適用される形式です。

PC3径間方杖ラーメン橋(笠松橋:栃木県)
PC3径間方杖ラーメン橋(笠松橋:栃木県)
PC5径間連続ラーメン箱桁橋(氷川橋りょう:熊本県)
PC5径間連続ラーメン箱桁橋
(氷川橋りょう:熊本県)

アーチ橋

山間部の比較的地盤の良い場所に、主桁に相当する部材に曲がりをつけて鉛直荷重を支点に鉛直力や水平力として伝達する構造形式の橋です。この橋は、古くから施工されており、圧縮に強いコンクリートの特性を利用した、合理的な形式で、比較的支間長の長い橋(50~250m)に適用されています。

RC5径間連続アーチ橋(お宮川橋:石川県)
RC5径間連続アーチ橋(宮の杜大橋:石川県)
RCアーチ橋(新片岡橋:岡山県)
RCアーチ橋(新片岡橋:岡山県)

斜長橋

橋脚または橋台に高い塔を建て、この塔から主桁をケーブルで斜めに吊り上げる形式の橋です。この橋は、比較的支間長の長い橋(100~260m)の橋に適用される形式で、地域のランドマーク的な意味合いも備えて計画されることがあります。

PC斜張橋(中能登農道橋:石川県)
PC斜張橋(中能登農道橋:石川県)
PC5径間連続複合斜張橋(カプスイモン橋:香港)
PC5径間連続複合斜張橋(カプスイモン橋:香港)

吊床版橋

吊橋のようにケーブルを放物線状に張り渡し、このケーブルを薄いコンクリートで包み込んで床版とした構造形式の橋です。この橋は、歩行者専用道として、ゴルフ場や公園で採用されています。

PC吊床版橋(こすもす橋:栃木県)
PC吊床版橋(こすもす橋:栃木県)
PC吊床版橋(山桃橋:島根県)
PC吊床版橋(山桃橋:島根県)