超高強度コンクリートの爆裂防止技術
close一般にコンクリートは耐火材料として認められており、火災等の過熱に強い材料である。しかし、設計基準強度80N/mm²以上の超高強度コンクリートは、組織が非常に緻密であるために、火災時等にコンクリート内部の水蒸気圧等の抜け道がなくなって、内部爆裂を起こしかぶりコンクリートが剥落すことが知られている。当社の設計基準強度80N/mm²以上の超高強度コンクリートでは、爆裂防止対策を施したコンクリートを適用することによって、火災時の耐力を高める仕様としている。