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熊谷組の今

ファラオに逢いたい

熊谷組では、早稲田大学名誉教授 吉村作治先生が隊長をつとめる、早大古代エジプト調査隊の調査・発掘に協力しています。

吉村教授からのメッセージです

吉村作治先生

早稲田大学エジプト調査隊長の吉村作治です。 私は今から40年以上前に早稲田大学でエジプト学を研究しようと、まず学生の会を立ち上げました。 そして1966年にはエジプト現地に先生1人と学生5人で調査に行き、その後エジプトに留学、1979年に早稲田に戻り、現在までずっとエジプト調査をしてきました。専門は考古学、その中でもエジプト考古学であります。2005年1月5日ダハシュール北というところで、今から3800年ほど前のお墓の中から、未盗掘そして完全な形でのミイラを発見いたしました。(詳細はこちら)


吉村教授からのメッセージ音声が流れます。

 

このミイラの時代はエジプトの中王国時代にあたり、ピラミッドの時代とツタンカーメンやカルナック神殿等の新王国時代のちょうど中間にあり、エジプトの地方が大変力を持っていた地方文化盛んな時代であります。

この遺跡は1996年に東海大学と早稲田大学の共同研究ということではじめたものです。

東海大学は人工衛星の画像を解析し、われわれは考古学的歴史学的にエジプトの遺跡を研究をし、両方があいまって新しい遺跡を見つけようということです。

当初はピラミッドを見つけようということだったのですが、結果的には新王国時代の墳墓群(ネクロポリス)を見つけました。この調査に熊谷組は多大な貢献をしてくださいました。

全面的なバックアップでついに3年間で大遺跡が発見されました。

1997年にはツタンカーメン王の指輪とか、王妃アンケセナーメンの指輪、ラムセス2世の指輪など約4,000点の遺物がみつかるという大変立派な遺跡でした。

そして、ついにこの遺跡から2005年1月5日に新たな中王国時代の遺跡も見つかり、古王国、中王国、新王国と末期王朝、エジプト王朝時代3000年間ずっと続けて使われていたネクロポリス(墓地群)であるということが解かりました。

そんなわけで最近新聞やテレビ雑誌などで取り上げていただいております。これもひとえに熊谷組の高度な文化的判断で今でもサポートしてくださっているおかげと深く感謝します。

どうか詳しいことは熊谷組のホームページや、われわれ早稲田大学エジプト学研究所 及びエジプトピアのホームページ をご覧下さい。 では、お会いしましょう。

早稲田大学名誉教授
工学博士(早大)
吉村作治

発掘現場の様子

右は赤のピラミッド、左は屈折ピラミッド
右は赤のピラミッド、左は屈折ピラミッド
掘り出した土を運んでいます
掘り出した土を運んでいます
ふるいにかけて
ふるいにかけて
ナツメヤシの葉っぱで編んだカゴ
ナツメヤシの葉っぱで編んだカゴ
ついに石棺があらわれる
ついに石棺があらわれる
熊谷組の技術はこんな所にも生かされています。
熊谷組の技術はこんな所にも生かされています。
各国から取材陣が
各国から取材陣が
関係者の皆様と
関係者の皆様と
トゥーム・チャペル 北東から
トゥーム・チャペル 北東から
石灰岩製のキャップストーン発見
石灰岩製のキャップストーン発見
発掘場所が地下室のため、足場が造られる
発掘場所が地下室のため、足場が造られる
地下室の様子
地下室の様子

出土品の数々

石棺のまわりからは多くの遺物が発見された
石棺のまわりからは多くの遺物が発見された。
アラバスター製や土製の壷
出土品の中でも特にこれらのアラバスター製や土製の壷は、
比較的良い状態で出土したといえる。
ウシャブティ(人形)
「ウシャブティ(人形)」は、死後の世界で死者に仕えるため、墓の中に副葬品として埋葬された。
ファイアンス製の指輪
新王国時代・第18王朝(前1350年頃)の少年王「ツタンカーメン」の名(実際刻まれているのは即位名であるネブ・ケプル・ラー)が刻まれたファイアンス製の指輪が出土した。これにより、この墓の被葬者はツタンカーメン王と親しい間柄であったのではと考えられる。
ばらばらで出土したビーズ
ばらばらで出土したビーズを、発掘隊員が時間をかけて繋ぎ合わせると、当時の美しい姿が蘇った
2世王のスカラベ(護符)
同じく新王国時代の王であり、古代エジプト史上最も強力な力を誇った王、ラムセス2世王のスカラベ(護符)
「アンケセナーメン」の名が銘された指輪
ツタンカーメン王の王妃「アンケセナーメン」の名が銘された指輪も出土。極めて貴重な発見である
「メス」という人物のウシャブティ(人形)
「メス」という人物のウシャブティ(人形)はいくつか出土している。この名前は新王国時代・第19王朝にみられる名であることから、その時代の人物であると思われる。
大型石棺のふた部分
地下2層目シャフトから発見された大型石棺のふた部分。残念ながら発見時はすでに盗掘されていた。ここにも「メス」の名が見られる。
投げ棒(ファイアンス製)
投げ棒(ファイアンス製)
護符(石製)
護符(石製)
カノプス壷(アラバスター製)
カノプス壷(アラバスター製)
カノプス壷(ファイアンス、アラバスター製)
カノプス壷(ファイアンス、アラバスター製)
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