技術者が語る 熊谷組の「技術力」

設計本部 岩下 朗久 「技術」を持っている、で終わってはいけない。だから私は、スケッチブックを持ち歩く。

建築の意匠設計を担当しています。設計の現場ではCADやタブレットはもはや欠かせないツールですが、私は今でもスケッチブックは常に持ち歩いています。まだ経験の浅かった時に設計を担当した、高層ビルと幹線道路に囲まれた狭小な敷地に建つ新宿の商業ビル。スペースを有効利用しつつ厳しい法規制をクリアし、施主・テナント・近隣からの要求にも応えるため全てがギリギリの設計となり、高い施工精度が求められる現場でした。課題にぶつかる度に考えていた想いを書き留め、打ち合わせの際にはその場で考えを描きおこして、相手と認識を共有しながら設計を進めた経験は、その後の自分の設計に大きく役立ちました。どんな物件でもそうですが、そうした苦労が大きいほど、足場・仮囲いが外され建物の全貌を見た時は、感動とともに熊谷組の技術力の高さを改めて感じることができます。新入社員の頃、手書きでスケッチを書けと上司から言われ、なぜそんな面倒臭いことをしなくてはいけないのかと思ったこともありましたが、今ではその大切さを噛み締めています。「技術」を持っているだけでは「技術力」が高いとは言えない。常に社会に関心を持ち時代を見極めながら、お客様に必要とされるものをすくい、「技術」を使ってまとめ上げていく力。私はそれこそが、熊谷組の技術力だと思います。

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