プレスリリース

「サイレント トイレシステム」を開発

平成19年12月12日

集合住宅においてトイレから居室に伝搬する音を大幅に低減できる「サイレント トイレシステム」を開発

 株式会社熊谷組(取締役社長 大田弘、本社:東京都新宿区)、株式会社ファテック(取締役社長 青野孝行、本社:東京都新宿区)は、減音効果の大きい集合住宅用の「サイレント トイレシステム」を開発いたしましたので、お知らせいたします。
  本商品は、集合住宅において、トイレ内から居室に伝搬する音を大幅に低減することのできる遮音システムです。

1.背景

シックハウス対策として改正建築基準法(2003年7月)が施工され、24時間換気が義務付けられました。トイレについては、換気が必要となりました。このため、トイレの扉には、下部に15mm程度の開口が設置されています。
最近の集合住宅は、省エネのために気密性が高く、外部の音が室内に入射しにくくなっています。このため、トイレの使用音や水を流す音がリビングなどに伝わり、気になる場合が増えています。
そこで、今回、トイレの扉の換気経路をなくし、別ルートの換気経路をつくり、その換気経路内にダクトサイレンサー(以下、商品名サイレントダクトと略す。)を組み込むことで、減音効果の大きいサイレント トイレシステムを開発しました。


2.概要

1)システム
開発したサイレント トイレシステムは、以下の構成となっています。
① 遮音対策上、扉下の換気経路をなくしました。
② 扉下ではないルートに換気経路(給気)を設けました。
③ その換気経路の中にサイレントダクトを設置しました。

トイレ内への給気は、二重床の下からダクトにより引き込みます。そのダクト内には、遮音対策上サイレントダクトを設置します。二重床の下への給気は、居室の壁際に隙間を設けた二重床システム(商品名NSフロアー)を用いて換気経路としています。
サイレント トイレシステムは、現在特許出願中です。

サイレント トイレシステムの外観図

サイレント トイレシステムの外観図

2)遮音性能
 サイレント トイレシステムの遮音性能(音圧レベル低減量)を図3に示します。

サイレント トイレシステムの音圧レベル低減量

図3 サイレント トイレシステムの音圧レベル低減量

3.今後の展開

よりよい集合住宅の音環境を提供している「サイレントシリーズ」商品のひとつとして、サイレント トイレシステムを今後、デベロッパーや設計事務所へ積極的に提案していく予定です。

 

「サイレントシリーズ」とは?
  集合住宅のより良い音環境を提供している商品シリーズ
①「サイレントボイド」 
②「打込みサイレントボイド」 
③「レンジフード用サイレントダクト」


[お問い合わせ先]
[本リリースに関するお問い合わせ先]
株式会社 熊谷組  広報室
室長:藤島 幸雄
担当:石賀 慎一郎 (電話03-3235-8155)
[技術に関するお問い合わせ先]
株式会社熊谷組
技術研究所 居住環境研究部
部長 大脇 雅直
担当 近藤 誠一 (電話03-3235-8724)
[製品に関するお問い合わせ先]
株式会社ファテック
開発営業部
部長 松岡 直人
担当 池亀 恵美子 (電話03-3235-6269)
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