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風切り音を効果的に低減する“手摺(商品名「ユニサイレント」)”を開発
風切り音を効果的に低減する“手摺(商品名「ユニサイレント」)”を開発!
京急シティ上永谷L-ウィングのルーフバルコニーに採用
株式会社熊谷組(取締役社長 大田弘 本社:東京都新宿区)は株式会社ユニテ(代表取締役 渡辺 哲朗 本社:埼玉県草加市)と共に、集合住宅バルコニーの風切り音を効果的に低減する手摺を開発しました。このたび京浜急行電鉄株式会社および京急不動産株式会社の共同事業による京急シティ上永谷L-ウィングのルーフバルコニーに採用しましたので、お知らせいたします。
1.概要
最近、集合住宅のバルコニーにアルミ格子手摺が採用されるケースが増えてきています。建物周辺では風の流れが複雑に変化し、ルーフバルコニーや建物隅角部など手摺正面から風が抜けるような箇所では4~5m/secの風速でも格子が振動し、「ブーン・ビーン」といった耳障りな振動音が生じる場合があります。この振動現象は1.固体伝搬音、2.コンクリートのひび割れ、3.部材の疲労破壊などの発生原因にもなります。このため、風による振動を防止するアルミ格子手摺を開発し、風洞実験で低風速から高風速(4~20 m/s)まで効果的に振動を低減できることを確認し、京急シティ上永谷L-ウィングのルーフバルコニーに採用いたしました。
京急シティ上永谷L-ウィングの概要
- 所在地 :神奈川県横浜市港南区丸山台1-2-1
- 建物用途:共同住宅 住居376戸
- 建築面積:7174.87m2
- 延床面積:51436.41m2 地上16階

京急シティ上永谷L-ウィング完成パース
2.本商品の特長
- ・図1に示す様に手摺格子と上桟との取り付け方法を独自に考案し格子の振動を低減します。 (特許出願中)
- ・低風速から高風速(4~20 m/s)まで風による振動(振動音)を効果的に低減できます。
- ・防振個所が見えないため、部分使用する場合でも意匠上の一貫性が保てます。

左:一般品 右: 防振仕様
図1 格子の収まり比較

写真1 防振仕様手摺の施工状況(ルーフバルコニー)
3.風洞実験における格子振動の低減効果
一般品と防振仕様手摺の風洞実験による格子振動の比較結果を以下に示します。
図2 格子の振動測定結果
<実験結果>
図2に示す風洞実験結果より一般品では風切り音が発生しやすい風速域において防振仕様の手摺では効果的に振動音を低減することができる性能を有していることがわかりました。
4.今後の展開
熊谷組とユニテは本商品を集合住宅バルコニーの風切音制御の重要なツールとして位置付け、デベロッパー及び設計事務所などに積極的に提案していく予定です。なお、本商品の製造・販売は、ユニテが行います。



