プレスリリース

「ストレッチ式杭キャップ」の開発

平成17年10月26日

「ストレッチ式杭キャップ」の開発

株式会社熊谷組(取締役社長:大田 弘)と株式会社オーカワ(和歌山市 社長:大川将玄)は共同で、場所打ち杭を施工する際、ハツリなどの杭頭処理を効率良くし、杭主筋の定着頂部を保護する「ストレッチ式杭キャップを開発し、実用化しました。

茶筒状のキャップ

.茶筒状のキャップを鉄筋の定着長まで引き伸ばして一本にする

杭キャップは、ドーナツ状の銅製の円筒管を、杭鉄筋の定着部を内包するかたちに鉄筋籠頭部へ装着し、底蓋にあけたスリットからトレミー管によって打ち上げる泥水コンクリートの不良部分をキャップ内へ回収するものです。

杭キャップの効果は、

  • 1.ブレーカーによるハツリ作業であった杭頭処理を、杭キャップを用いることによってハツリ作業を減らし3Kを解消、騒音振動を激減などの工事環境の改善につながる。
  • 2.杭鉄筋の定着長部について、杭頭掘り起こし時の掘削重機による曲げ防止と、ハツリ時のブレーカーによる損傷防止につながる。

ストレッチ式杭キャップは、今までの一本もの杭キャップを上下に分割して茶筒状態で運ぶことで運搬効率を倍に高め、製作工数が1.2倍増になるものの全体コストを20%前後下げることを可能にしたものです。それによってブレーカーによる杭頭処理費同等あるいはそれ以下になってきています。さらに現場のストックヤードの確保も今までより少なくて済み鉄筋籠組み建てにおいて作業効率が高まる結果になっています。写真のように、茶筒状の杭キャップを所定の長さに引き出し外周を点溶接して従来の一本ものの杭キャップにして使用することとなります。なお、ストレッチ式杭キャップは(株)熊谷組と(株)オーカワで共同特許出願中です。

[お問い合わせ先]
株式会社 熊谷組
[リリースに関するお問い合わせ先]
広報室
室長:藤島 幸雄
担当:石賀 慎一郎(電話03-3235-8155)
[技術に関するお問い合わせ先]
技術研究所 地盤基礎研究グループ
部長:渡辺 則雄(電話03-3235-8721)
[商品に関するお問い合わせ先]
株式会社 ファテック
開発営業部:坂尾 恵司(電話03-3235-6268)
BACK
PAGE TOP