プレスリリース

地盤強化技術 (STEP工法)を採用・実施しました!!

平成17年3月24日

地震に強い地盤を造る、無振動無騒音の静かな地盤強化技術 (STEP工法)を採用・実施しました!!

株式会社熊谷組(取締役社長:鳥飼 一俊)は新浦安に建設する(仮称)ベストブライダル結婚式場(株式会社ベストブライダル)において日本海工 株式会社と共同開発した建築工事における地震に強い地盤を造り、無振動無騒音の静かな地盤強化技術 STEP(静的締固め工法)工法を採用・実施しました。またSTEP工法はNETISに登録されました。

中越地震の土砂災害や東・南海地震の被害発生予測等の報道からも地盤防災の緊急度が高まって来ています。

この度、当社は新浦安に建設する(仮称)ベストブライダル結婚式場(株式会社ベストブライダル)において日本海工 株式会社と共同開発したSTEP工法を砂地盤の液状化対策に採用し、初施工を行いました。

STEP工法は、間欠エアを地盤中に噴射しつつケーシング中の砂をスクリューコンベア方式に押出し、その上を先端スクリューで捻り締固めて強度のある砂杭をステップ造成すると言った合理的な工法です。そして工事をしていることを感じさせない静かな地盤強化技術です。

1.地盤改良概要

改良は建物全域に渡ってD.V.(ディープバイブロ)とSTEP工法の両改良工法で計画し、建物中央域の荷重の大きなところをSTEP工法で改良しました。改良本数は全体700本のうち100本程度になります。改良径はケーシング径500㎜に対して押出し砂量から換算した径が700~750㎜に拡径されて砂杭間(改良間隔2.5m)の地盤の強度増加も想定以上のものが得られました。砂杭の深度方向の品質は改良深度13.5mに渡って定量の砂が排出できており高品質のものができています。なお、投入材料には環境に配慮して粒径40~0㎜の再生骨材と原地盤掘削によって発生する掘削土(盛土に使用された砂)の混合材を用いています。

STEP工法の施工の様子

STEP工法の施工の様子

2.改良効果の評価

改良効果の調査では、砂杭は標準貫入試験N値で平均30を示し砂杭間より高めに築造できています。ちなみに砂杭間の地盤は原地盤のN値より10~15の増加が見られ液状化に対しての安全が確保できる状態に改良されています。本工法の間欠エアと捻り締固めの有効性が改良品質に十分発揮された結果であったと言えます。

なお、材料の排出量管理には従来の重錘による砂面の計測からレーザー光を用いたリアルタイムの計測法により砂杭造成の信頼性の向上を図りました。

3.今後の展望

今後は、液状化対策としての適用だけでなく、原地盤と砂杭との複合地盤として支持力評価を確立し、軟弱地盤における基礎の支持地盤の造成技術として活用を図って行くことを考えています。

4.NETIS登録

申請中の標記工法について施工に先立つところの平成17年1月14日に国土交通省関東地方整備局新技術活用評価委員会によって新技術活用事業区分(試験フィールド事業に活用する新技術)の決定とNETIS登録が完了しました。

[お問い合わせ先]
株式会社 熊谷組
経営企画本部広報部
部長:藤島 幸雄
担当:石賀 (電話03-3235-8155)
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